2019/07/23 12:00 配信
夏組単独公演となるMANKAI STAGE『A3!』~SUMMER 2019~が、2019年8月8日(木)、東京・品川プリンスホテル ステラボールを皮切りに公演スタート。以降、兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe、愛知・名古屋市公会堂、新潟・長岡市立劇場 大ホール、そして再び品川プリンスホテル ステラボールで開催される東京凱旋公演まで、4会場にて全56ステージが行われる。
2017年の配信開始以降、ダウンロード数が600万を超えるイケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化した本作、通称「エーステ」は、春組単独公演となるMANKAI STAGE『A3!』~SPRING 2019~に引き続き、夏組単独公演もチケットが即日完売と、人気はとどまるところを知らない。
今回ザテレビジョンでは、夏組のメンバーから向坂 椋役・野口準と斑鳩三角役・本田礼生の二人にインタビュー。SPRING & SUMMER 2018公演とAUTUMN & WINTER 2019公演に出演した彼らだからこそ分かる、春組・夏組と秋組・冬組の違いについて、そして、二人が改めて感じたエーステの魅力など、3回に分けてたっぷりと語ってもらった。
──お二人が出演されたSPRING & SUMMER 2018公演とAUTUMN & WINTER 2019公演について、感想をお願いします。
本田礼生:全然違う公演でしたね。同じエーステだとは思えないくらい、稽古場の印象や公演のカラーも違いました。
野口 準:全くの別物って感じでした。特に演じている椋のいとこである兵頭十座(中村太郎)の存在はデカかったですね。でも、そこを意識しすぎると、自分が作ってきた向坂 椋が自分の中で不安定になってしまう気がして…。そこのあんばいは難しかったですね。
本田:AUTUMN & WINTER 2019公演で特に大変だったのは、劇中劇のアンサンブルと日替わりネタ。AUTUMN & WINTER 2019公演の日替わりネタはめちゃくちゃ練習しました。
野口:練習しない日がないくらい、二人でずっと練習してました。逆に練習してないように見せる練習もしたり(笑)。
本田:準はお芝居に対してすごくストイックで、本当にこだわってるんですよ。何度も同じ練習を繰り返しても、快くやってくれる。そのストイックな部分にすごく助けてもらいました。
──AUTUMN & WINTER 2019公演では他の組の劇中劇でアンサンブルを担っていたのを拝見して、ゲーム中の劇団員たちも違う組の公演にアンサンブルで出ることもあるのかなと、想像をかき立てられました。
本田:そう思ってもらえたらとてもうれしいです。秋組の時も冬組の時も僕らは舞台袖にいるわけで、それによって秋組と冬組のキャストと同じ気持ちで公演に臨めるんですよね。やっぱりMANKAIカンパニーという一つのつながりであることには変わりないので。
野口:ゲーム本編では書かれてないことも舞台上では実際に起きてるかもしれないんだよ、っていうのをお客さんに伝えられたのかなって。それはエーステならではですよね。
本田:秋組の劇中劇では僕じゃないと絶対間に合わないところがあるんですよ! すごいスピードで出て、はけていって、舞台裏を走って、また撃たれて…。パルクールレベルで走ってるので、DVDで探してみてください!!(笑)
──SPRING & SUMMER 2018公演で印象に残っていることはありますか?
本田:SPRING & SUMMER 2018公演を経て、AUTUMN & WINTER 2019公演を準と一緒にできたことは大きいと思っています。そのとき何歳だっけ?
野口:SPRING & SUMMER 2018公演の時は18歳。
本田:正直言うと、最初は18歳とどうコミュニケーションを取ったらいいんだろうな…って思っていたときがあったのですが、でもSPRING & SUMMER 2018公演を経てAUTUMN & WINTER 2019公演ですごく仲良くなった! もう「知らないことないんじゃない?」ってくらい(笑)。大阪であてもなく二人で歩いたりしたよね。
野口:そうそう。いろんな話をしながら歩いて。そういう思い出がたくさんある。何よりAUTUMN & WINTER 2019公演で礼生くんにお芝居を本当にたくさん教えてもらって。
本田:まぁ教えたことは全部ウソだけどね!!(笑)
野口:ウソ!? 結構あてにしてるんだけど(笑)。僕自身もすごく成長させていただけた舞台だったなと思っています。その知識を夏組単独公演では振りかざしていきたいと思います!(笑)
取材・写真:岩永聡美
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