テレビ東京系で1月10日(月)からスタートするアニメ「レベルE」の第1話先行試写イベントが1月8日、都内で開催され、王子の声を担当する浪川大輔が出席。そのイベント前に、浪川が取材に応じた。
冨樫義博原作の本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で'95~'96年に連載されていたSFコメディー作品。宇宙一の天才的な頭脳で、宇宙一問題のある性格の持ち主であるドグラ星の王子は、好奇心から地球に立ち寄る。他人がもがき苦しむ姿を見るのが好きな王子は、地球で出会った男子高校生・雪隆らを巻き込み〝いたずら〟を行っていく。
金色の長髪に帽子をかぶり、パーカー姿で登場した浪川は、「コスプレってあんまりやったことないんですが、かつらはドンキホーテの1000円のものを想像していたのに、すごく立派なのがきちゃいました。プロの人にやってもらって、ちょっとくせになりそうです(笑)」と、王子になりきった感想を語った。自身が演じる王子の魅力については、「どこが魅力か分からないところが魅力。でも、演じる側は難しいですね。(演じるときは)話していても目と目が合わないような雰囲気で会話したいなと思いました。のれんに腕押しというか、相手にイライラさせるようなね」と、ポイントを明かした。
また、王子をしかる護衛・クラフト役などがオーディション選考だったと明かし、「(クラフト役の)子安(武人)さんに『王子役は浪川くんだろうなと思ってしかっていた』と言われました(笑)。その後、スタジオで会ったときに『やっぱりそうかー!』って肩を組まれたんです」と、複雑な表情で告白。王子=浪川のイメージの強さに、「自分の中では全然で、王子に近づきたくてこんな格好しているのに」と首をかしげた。
イベントでは、王子になりきった浪川が登場すると会場から笑いが起こった。約200人のファンを前に、「収録しているときから“期待されている作品なんだ”とプレッシャーを感じて受け止めて作った作品。『なんか変なアニメができあがったぞ』と、何も考えずに笑って見てください」とアピールした。
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