今回解禁されたのは、運命的にタッカーと出会い、彼は堅気ではないと感じながらも心を奪われてしまう牧場に暮らす女性・ジュエル(シシー・スペイセク)の自然体の姿が素敵な場面写真の数々。
主人公・タッカーの最後の恋人であり、ロバート・レッドフォード俳優人生において最後の恋人役を演じるシシーは、アカデミー賞に6度ノミネートされ「歌え!ロレッタ 愛のために」(1980年)で受賞したハリウッドの実力派トップ女優。そんな彼女の演技にはレッドフォードも「素晴らしい演技」と絶賛、デヴィッド・ロウリー監督も「ずっと彼女のファンで、一緒に仕事をしてみたかった」と語るほど。
本作ではジュエルの自然体の着こなしも注目のポイントのひとつ。衣装を手がけたアネル・ブロデュールは彼女について、「ジュエルは、面倒な服装はしないわ。軽やかな着こなしが彼女らしいスタイルなの。自分なりの人生の旅を歩む彼女は、服ではなく自らのストーリーに彩りを添えていく」と、飾らず、人生の充実を何より大切にするジュエルのキャラクターを紐解き、リアルなワードローブを用意した。
実は、シシー・スペイセク自身も私生活では牧場で暮らしており、ブロデュールは、「彼女は農場のライフスタイルを知っているから、私にたくさんのアイデアをくれた。素晴らしいコラボレーションだったわ」とシシーの普段の服装から今回の衣装への刺激を受けたと語る。
フォレスト・タッカーという実在のアウトローの魅力について、シシーは「魅力的な人よ。それを自覚して利用してた。気づけば虜になってる。私の中の夢見る心はこう思うの、彼が最後と知りつつ強盗をして捕まったのは、ジュエルを断ち切るため。でも思い直す。(強盗を)やりたかっただけよね(笑)」と、少女のようなトキメキを覗かせつつ、茶目っ気たっぷりに笑う。
他にもインタビュー映像ではレッドフォードとの思い出や撮影中のエピソードなどここでも自然体のかわいらしいシシーを見ることができる。
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