――第1作目から歌い続けている主題歌「君はともだち」ですが、今回23年ぶりにまた新たに収録されたと伺いました。この楽曲に対する思い入れを教えてください。
ユカイ:ランディ・ニューマンの歌うこの曲と、ダイアモンド☆ユカイが歌うこの曲は、同じ曲なんだけど、やっぱり俺がオリジナルだっていう自負があるんだよね。23年前から日本語版はずっと自分が歌ってきたから。歌っているうちに「ああ、これは俺の歌なんだな」ってすごくいとおしく思えてきて…。もちろん、みんなのものでもあるんですけどね(笑)。
この曲は、すごく簡単な言葉で歌詞ができているけど、グッとくる。この楽曲に出合えたことに、本当に感謝しています。
唐沢:この楽曲を聴いて、歌って本当に大事だなって思いました。「トイ・ ストーリー」は、絶対にあのメロディーじゃないとって思うんですよね。最初のイントロから、気持ちがのせられていくような感じがして、すごく不思議な気持ちになるんですよ。本当に、プロの集団が作っているんだなと感じました。
ユカイ:そうなんだよね。音楽的にいうと、実は「君はともだち」は、コード進行がすごく難しいんです。だから、知り合いのミュージシャンに「君はともだち」を演奏させようとすると、最初みんな「何だこれ?」ってびっくりする(笑)。簡単そうに見えるけど、本当にテクニカルなコード進行なんです。本当にプロフェッショナルだと思います。
この曲は、一体感があるんですよね。「トイ・ストーリー」と共に成長してきた人たちは、みんなこの曲を知っていますから。老若男女、全ての人をハッピーにさせる曲だと思います。
唐沢:この間、ジョシュ・クーリー監督とマーク・ニールセンプロデューサーがいらした時にユカイさんが生で歌われたんですよ。映画で流れる歌とは、ちょっと違ってロック調な歌い方をされていて本当に素晴らしかったので、多くの人にぜひ生で聴いてほしいなって思いました。
ユカイ:本当? 本家の方に言われると、うれしいな(笑)。
唐沢:1作目からずっと一緒にやってるじゃないですか(笑)。今日は、歌われないんですか?
ユカイ:今日はね、歌わない(笑)。
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