──ちなみに、お二人が子供の頃、大事にしていたおもちゃってありましたか?
長田庄平:僕はロボットが大好きで、金属でできたロボットの人形が宝物でした。いつも肌身離さず、どんなところにも持っていって遊んでましたね。でもある日、お風呂場で遊んでいたら、ロボットの頭の部分だけ排水溝に流れていっちゃって…。という、すごく悲しい思い出があるんですけど、「トイ・ストーリー4」を見て以来、あのロボットの頭は今どうなっているのか、すごく気になってます(笑)。他のおもちゃに助けられて、どこかで幸せに暮らしていてくれたらいいんですけど(笑)。
松尾駿:僕は箱根出身で、山で育ったので、“木の棒”がおもちゃでしたね。その棒を持って、山の中に入っていってました。
長田:それ、おもちゃなの? 実用品でしょ(笑)。
松尾:お気に入りの棒が、親に捨てられたりしてたまになくなってることがあって。そういうときは本当に悲しかったですね。
──そうすると、新しい棒を探しに?
松尾:そうなんですよ、でもね…。
長田:いやいや、棒で話を広げなくていいですから(笑)。
松尾:でも、なかなか自分の好きな形の棒が見つからなくて…。
長田:だからもういいんだよ、棒の話は!(笑)
──では、話を戻します。「トイ・ストーリー4」は、シリーズの今後をいろいろと想像させる物語になっていると思うのですが…。
長田:そうですね。正直、前作の「トイ・ストーリー3」(2010年)が、完璧な終わり方だったじゃないですか。「トイ・ストーリー4」ができると聞いた時は、「あの結末から、どうやって新しい物語につなげていくんだろう?」と思ったぐらいですから。でも、いざふたを開けてみたら、4作目として見事なストーリーになっていて。むしろ前作を超えるくらいの感動的な話になっているので、ぜひ「トイ・ストーリー5」「トイ・ストーリー6」と続いてほしいなと思いますね。で、できれば、ダッキー&バニーのスピンオフみたいな作品もできたら、うれしいんですけどね。
松尾:いいね~。そのスピンオフの評判がよかったら、「トイ・ストーリー5」「トイ・ストーリー6」でダッキー&バニーが主人公に…。
長田:それは話が違ってくるでしょ、主人公はやっぱりウッディじゃないと(笑)。
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