AKB48のメンバーが総出演する連作ショートドラマが、2月26日(土)~3月6日(日)の9日間にわたって、日本テレビ系で放送されることが分かった。
本作は、秋元康の詩の世界観をモチーフに、高校3年生の女の子たちのそれぞれの青春を描く1話10分、全17話(初回30分、最終回60分)のショートドラマ。1話ずつが独立したストーリでありながら、すべてが最終話へと繋がる連作形式で構成され、AKB48のメンバーは、自分の名前がそのまま役名となった“本人役”を演じる。また主題歌には、2月16日(水)に発売されるAKB48の新曲「桜の木になろう」が起用され、劇中挿入歌にも、これまでのAKB48の楽曲が使用されているという。
がんを患い、余命3カ月となった碑文ヶ丘3年C組担任の前田(上川隆也)は、生徒たちに自分の病気と余命を告白。同時に卒業証書の代わりとして、遺書になるかもしれない手紙をそれぞれに渡す。だが、これまで自分たちに対して無関心だった前田の突然の告白に、生徒たちは戸惑ってしまう…。
「卒業」「恩師の死」がテーマとなる本作で、教師役を務めるのは上川隆也。前田敦子は担任・前田の娘、篠田麻里子は3年C組の副担任を演じる。生徒役では、学級委員の高橋みなみ、ラクロス部の大島優子、容姿と派手さで学園でも目立つ4人組のリーダー・板野友美のほか、AKB48のメンバーが総出演する。
今回のドラマについて、前田は「すごく深い話なので、緊張してます。役名が実名というのは、特に違和感はないんですけど、違う自分になれたらなって」と笑顔でコメント。さらに「お父さんと娘の勘違いから生まれたすれ違いが描かれているんですけど、すてきな親子関係を演じられたらなって思っています」と意気込みを語った。一方、副担任役の篠田は、「本格的なドラマをやるっていうのは正直びっくりしたのと、不安もありました。ナチュラルな演技って難しくて戸惑ってちゃって(笑)」と不安を明かしつつも、「でもこのドラマって、秋元さんからのメッセージなのかなって思いました!」と作品について語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)