SNS映え競争に疲れたOLが地下アイドル沼へ＜だから私は推しました＞

劇中で愛がハマる地下アイドルグループ「サニーサイドアップ」。

ドラマの放送に先駆け、オリジナル曲「おちゃのこサニサイ」のミュージックビデオを公開し、メンバーの奮闘や葛藤、素顔など、ドラマでは描かれない“バッグサイド”のストーリーをTwitterで発信していくなど、放送前から話題を集めている。

そんな地下アイドルを描いていくことについて高橋プロデューサーは、「“地下アイドル”はアイドルごとに違う形で、その部分を掘り下げるに当たり、ご自身もアイドル活動経験があり、かつライターとして活躍している姫乃たまさんという方に相談しました」と明かす。

アイドル戦国時代の現在多くのアイドルが存在し、“地下アイドル”というものの定義自体も難しいというが、同ドラマでは、「マスメディアへの出演より、日々のライブ活動に重きを置いていて、ファンとの距離が近く、そういったイベントを熱心に行っているアイドルという意味合いで描いています」とのこと。

そんなアイドルたちの描写にも注目したい。

また、「サニーサイドアップ」というグループ名には、「『サニーサイド』という日の当たらない地下の反対である日向と意味する言葉と、『ダウン』の対義語である『アップ』。もっと上に行きたい、日向を目指したいと思いながらも今置かれている場所で腐ることなく活動している熱意あるグループを描きたいという意味が込められています」と話す。

そして「『サニーサイドアップ』には目玉焼きという意味もあるので、かわいらしいものをコンセプトにできるのはいいなと思い、スタッフ陣で話し合った中で決めました」という。

「サニーサイドアップ」メンバーの衣装が卵を模した色使いだったり、キュートな目玉焼きモチーフが随所に登場する。制作陣の思いの詰まった「サニーサイドアップ」の活躍にも注目だ。