人生の曲がり角に差し掛かり、それぞれにややこしい問題を抱えてしまっている岬智朗(伊礼彼方)と、高校時代の同級生・関守(石田明)。そんな2人の前に突然現れ、救いの手を差し伸べたのは、15年前、高校生のときに事故で死んだはずの同級生・遠山大介(玉置玲央)と岬の弟・達朗(山本亮太)だった。
どこかでうしろめたい気持ちを抱えながら、大介と達朗の「ある力」を頼りにするようになる2人。
そこへ現れたのは、自分の思い出ばかり語りたがる、やたらおしゃべりな初老の男・野村淳(山西惇)。彼は大介、達朗と知り合いだという。
いつも一緒にいた高校時代の、たわいない思い出話に盛り上がる4人。そして、そんな話に入れてもらえない野村。やがて、話はかつての事故の話にさかのぼり…。
あの日、何が起こったのか。現在を生きる2人と過去のままの2人。4人の時間が交差した時、明らかになる真実とは…。
久しぶりの少人数芝居。初めての劇場。素敵なキャストと豪さんの演出がどう絡み合うのか!? 5人の持つ個性がどうぶつかり合い、どんな世界を描くのか!? 今から、とてもとても期待しております。
きっと、わいわいガヤガヤと濃密で楽しい稽古場になる事でしょう。2019年版「相対的浮世絵」。豪さんの演出で生まれ変わります! こうご期待くださいませ!!
男ばっかりの芝居であります。女の人に怒ってもらわないと、男はだいたい留まることを知らずにバカをやります。
土田英生さんがご自分の劇団で初演し、その後キューブで再演したこの作品は、繊細な中にも男ならではのおバカぶりが漂っています。おバカさんたちの生き様を、笑ったり泣いたりして楽しんでいただけたら幸いです。
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