普段は口数が多く脱線はお手の物のライターも実際5人の握手会レーンに並んで参加したが、ここまで至近距離かつ握手をして喋るってことは普段の取材ではあり得ないだけに、緊張したのか「な、な、何もみえ、言えねえ…」とカミカミで往年の名水泳選手のような一言を絞り出すのがやっとだった。
ただ、緊張はしたものの「TPDのメンバーはみんな本当に優しくて…まるで夢のようなひとときでした。また参加してみたいです!」と羨ましい…いや、けしからんことを言っていた。
勇気を出して一歩踏み出せば、そこにはキラキラしたプリンセスとのシンデレラタイムが待っているので、怖がらずに一度行ってみては?
ファンの方の中には何枚もTPD券を持っていて、握手した後また同じ列の最後尾に並んで握手する、というループを繰り返すツワモノも。これには「何を話しているのか興味があるなあ。ファンの愛の深さを感じる」とライターも舌を巻いていた。
握手の他、メンバーの1SHOTや自分(ファン)との2SHOT写メ・チェキ会、さらにチェキにサイン、フルショット撮影などのメニューがある。
撮影はファンの方のこだわりが詰まっており、うちのカメラマンにも爪の垢を煎じて飲ませたいくらい凝った構図で撮っている人や、なかなか取材ではリクエストしにくいコミカルなポーズで撮っている人、プロ級の機材を使って撮る人、それに快く応えるメンバーたち…。
ちなみにチェキを撮っているとき、そしてチェキにサインをするタイミングでも少しメンバーとお話ができるので、TPD券は消費するかもしれないが、チェキ会はお得感があるなと個人的には思った。
どうりでリリイベの日はTwitterのタイムラインに楽しそうなファンの方のチェキがたくさん上がっているわけだ。
実際、今回サイン会の疑似体験としてこの日いなかった“浜崎盤”のCDを購入してメンバー5人からサインをしてもらったが、サイン中も「カフェラテ飲めるようになったんだねー」とか、「タヌキアペタイジングのベーグルおいしいよね~」などと、ちょこちょこ話すことができた。
もし秋にでもCDをリリースして、リリイベをすることがあったら、変装してハイタッチしてから、チェキ&サインをもらいに行ってみようかな。
そんなこんなで取材なのかただの夢の時間なのか分からない潜入取材を終え、リリイベ後にメンバー5人を直撃取材。インタビューは後編で紹介する。
取材・文=TPD班
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