――2014年の単独ライブ(「タカアンドトシ20年目単独ライブ in EXシアター ~2020年東京五輪の正式種目に漫才を!~」)では、漫才をオリンピック競技にすべく、ボケの数をカウントしたり、カバー漫才、団体漫才など、さまざまな実験的な漫才を披露されていました。今回のツアーでは、そういった全体を通してのコンセプトはありますか?
タカ:今回は地方でやるっていうのもあって、そんなかっちりしたパッケージではなくて、普通に漫才を楽しんでもらいたいなと。なので、これまでの単独ライブよりは、ゆるいというか、そんなに気負わずに、フラットに漫才を見てもらえる感じですかね。
トシ:だから、自由度が高い漫才になるかもしれませんね。やっていくうちにどんどん変わっていって、新潟でやる頃(9月12日[木]・新潟市民プラザ)には、まるで違う内容になってるかもしれないです(笑)。
――前説として、とにかく明るい安村さんが出演されますが、起用の理由は?
トシ:これまでの単独ライブは、オープニングや幕間にVTRを流してたんですけど、今回はVTRを使わずに、お客さんと直に触れ合えるような、アットホームな感じのツアーにしたいなってことになったんですよ。で、僕らが舞台にいないときも、芸人に何かやってもらおうよっていう話になり、そこで名前が挙がったのが安村だったっていう。
タカ:スケジュールも空いてるんで。
トシ:スケジュール、すぐ取れました(笑)。まぁ昔からよく知ってますし、何でも器用にこなすタイプなので、声を掛けた、ということですね。
――タカさんと親しい初恋タローさんを前説に、という話は出なかったんでしょうか?
タカ:一切出てないです(笑)。圧倒的な実力不足ですね。言っても、とにかく明るい安村は一回売れて、知名度はあると思うんですよ。前説とはいえ、知ってる芸人が出てきた方がお客さんも喜んでくれますから。
トシ:初恋タローは、ツアーには同行するかもしれないですけど(笑)。
タカ:着替えの手伝いとかね(笑)。
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