――お二人は近年、街ブラ番組やクイズ番組にレギュラー出演されていますが、例えばコント番組に挑戦してみたいといった意欲はありますか?
タカ:それはずっとあったんですけどねぇ…。僕らはやっぱり、ドリフ(ザ・ドリフターズ)の番組とか、「オレたちひょうきん族」(1981~1989年、フジテレビ系)とかから始まって、「みなさん」(「とんねるずのみなさんのおかげです」1988~1997年、「とんねるずのみなさんのおかげでした」1997~2018年、ともにフジテレビ系)、「ごっつ」(「ダウンタウンのごっつええ感じ」1991~1997年、フジテレビ系)を見て育ってきた人間ですから、コント番組は本当に憧れなんです。だけど今、ゴールデンでコントをやってる番組って、志村(けん)さんの特番くらいですからね。
トシ:一度、こいつと次長課長の河本(準一)さんと2人で、プロレスラーの控室っていう設定のコントをやったんですよ。稽古のときから「なげえなぁ」って思ってたんですけど、本番も延々と30分近くやって。それでも一向に面白くならないっていう(笑)。
タカ:ハハハ。全然ダメでした。
トシ:そのとき思ったのは、テレビのコントって、たまにやったところで面白いものはできないんだなって。週1回なり番組として続けていく中で、面白い形ができていくのかなと。やっぱりハードルが高くて難しいですよ、コント番組は。
――レギュラー出演中の「有吉ぃぃeeeee!〜そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(テレビ東京系)では、毎回爆笑必至の掛け合いを繰り広げていますが、お二人にとっては、コントと比べると、フリートークの方が難しくないわけですね。
トシ:慣れてるだけかもしれませんけどね。僕らはロケの番組が多いんで。芸人さんたちとブラブラして、ワーワーやるっていうのが。
タカ:だから、長年テレビでコントをやってきた先輩方は本当にすごいなって、ただただ尊敬します。
トシ:うん。笑いに対して、明確な自分の考え方を持ってないといけないんでしょうね。
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