戦争映画に挑戦した竹野内豊「日本人として忘れてはいけないこと」

2011/01/17 18:02 配信

映画

出来上がった折り鶴に満足げのキャスト陣

2月11日(金)から公開される映画「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」のジャパンプレミアが都内で行われ、主演の竹野内豊、山田孝之、唐沢寿明、井上真央らが登場した。

同作は、実話に基づく感動の戦争映画。太平洋戦争末期のサイパン島、わずか47名でアメリカ軍に立ち向かい、生き抜こうとした実在の人物、大場栄大尉(竹野内)の姿を描く。

主演を務めた竹野内は「現在の平和は、想像もできない苦しい体験があったからこそ。これまで頭では分かっていたことですが、軍服を着て荷物を背負って現地で撮影をしているうちに、日本人として忘れてはいけないことだと改めて痛感しました」と、感慨深く振り返った。

唐沢は「史実として、こんなことが実際にあったんだということに驚きました。日本とアメリカの2人の監督によって、途中がらりと雰囲気が変わるところも見どころだと思います。そして、竹ちゃんを皆さんよろしくお願いします!」と、後輩・竹野内をたたえた。

その後、平和への願いを込め、観客と共に折り鶴を作成。久しぶりの折り紙に唐沢は「途中でやめてもいいかな?(笑)」と大苦戦。そんな中、山田は「鶴を折れる今が幸せですね」と平和の喜びを表した。

さらに、1月2日で40歳になった竹野内と、9日で24歳になった井上の誕生日をサプライズでお祝い。井上と一緒にろうそくの火を吹き消した竹野内は、「本当にうれしいです。とにかく何でも楽しんで、いろんなことにチャレンジしたいです」と意気込み、井上も「こんな大きなケーキ初めてです! ことしは年女ですし、良い年にしたいです」と抱負を語った。