国内最大規模の年越しロックフェス「COUNTDOWN JAPAN 10/11」をWOWOWで放送!

2011/01/24 17:37 配信

音楽

「ガスロンジャー」で2011年の幕開けを飾ったエレファントカシマシ

'10年12月28日から31日の4日間にわたって、千葉・幕張メッセ国際展示場とイベントホールで国内最大規模の年越しロック・フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 10/11」が開催された。会場は4つのステージとDJブースからなり、計162組のアーティストが出演。4日間で約13万人の観客を動員した。

1日目、メーンの「EARTH STAGE」には、テクノポップ・ユニットのPerfumeが登場した。飛び交うレーザー光線の中から姿を現すと「FAKE IT」「ねぇ」をキレのあるダンスで、立て続けに披露。熱気に包まれたフロアを眺めた3人は「後ろまでいっぱいいるよ!」「Perfumeを初めて観る人? うわ、いっぱいおる! うれしい!」と満面の笑顔でおおはしゃぎ。その後も、「VOICE」「マカロニ」と人気ナンバーを連発し、観客はさらにヒートアップ。満員の観客も3人のダンスに合わせて踊り、会場は一大ダンスフロアと化した。ラストは大ヒット曲「ポリリズム」を熱唱し、大歓声が巻き起こった。

2日目の「EARTH STAGE」に出演したのはACIDMAN。大迫力のサウンドの中、ボーカルのオオキノブオが「波、白く」「FREE STAR」を熱く歌い上げ、そのままACIDMANの代表曲の1つ「赤燈」を披露。観客からはひときわ大きな歓声が上がった。MCでは、オオキが「目の前にいる君たちを信じているから、いろんな力をもらった。来年もよろしくお願いします」とファンへの感謝の言葉を話した。

過去最大の3万6000人の動員数となった3日目、「EARTH STAGE」のトップバッターはグループ魂。メンバーの港カヲルのオンステージから始まり、会場がひとしきり盛り上がったところで、メンバー全員がステージに登場した。「俺たちに品はない」「アイサツはハイセツよりタイセツ」などのパンク・ナンバーを続けて披露。さらに、時事ネタも盛り込み、会場は笑いと歓声に包まれた。最後はボーカルの破壊(阿部サダヲ)の「皆さんは来年いい顔して、就職しやがれー!」という絶叫から「就職しやがれ!」を圧倒的パフォーマンスで歌い上げた。

そして最終日、年越しの瞬間の「EARTH STAGE」はエレファントカシマシのアクト。ボーカル・宮本浩次の「緊張してます! エブリバディ! 盛り上がろうぜ!」という熱い掛け声から、1曲目の「脱コミュニケーション」がスタート。続けて宮本は「みんなに捧げます!」と名曲「悲しみの果て」を歌い、その後も「good morning」「旅」とロックナンバーを畳み掛けた。そして、カウントダウンの「0」で2011年になった瞬間、爆裂音とともに会場には銀テープが舞い、宮本は「おめでとーう!!」と観客へ絶叫。会場のボルテージが最大限に高まっている中、2011年最初の曲「ガストロンジャー」のイントロが始まると、観客からは割れんばかりの大歓声が上がった。最後は「ファイティングマン」を熱唱し、宮本は「あけましておめでとう! どんと行け!」とファンに向かって叫んだ。

なお、この模様はWOWOWで2月11日(金・祝)、18日(金)、25日(金)の3週にわたり、合計12時間で放送する。