戦争を題材にした番組には、以前から興味はあったものの、見るとつらい気持ちのまま終わってしまう印象がありました。けれど、今回の番組の概要を聞いて、例えば女性たちが工夫をして戦争中でもパーマをかけていたというエピソードなどを知り、意外な驚きがありました。
私たちの世代にとって、戦争はどうしても「イメージ」でしかないところがあるのですが、今回の番組では全国あちこちにいた「すずさん」の日常のエピソードがたくさん寄せられているということなので、例えば、ごはんが炊けた匂いで美味しそうだなーとお腹を空かせたり、お芋がホクホクにふかせてうれしくなったり、そういった日常の小さな幸せとか感動を「感覚」として、当時の「すずさん」たちと共有したいと思っています。
連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)で戦後をたくましく生きた女性を演じ、日本中に元気をくださっている広瀬さん。
戦争は2度とあってはならない悲惨な出来事ですが、その中で青春を過ごした”あちこちのすずさん”の生き様に共感し、戦争を知るきっかけにしてもらうために、その存在は欠かせないと考えました。
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