「テレビ野郎 ナナーナ」が実写化!ビビる大木らが過去の衝撃むちゃぶりを語る

2019/08/01 06:00 配信

ドラマ

(左から)温水洋一、ビビる大木、つぶやきシロー


ビビる大木とつぶやきシローが今だったらありえないむちゃぶりを告白


――七岡さん、七森さん、七山さんはアニメの中で結構むちゃぶりをされています。皆さんもご自身の経験の中で「これはむちゃぶりされたな」というものはありますか?

温水:芸人さんはねぇ~。

大木:「電波少年」シリーズ(1992年~2003年放送、日本テレビ系)かなぁ。「警察より先に(とある事件の)犯人を捕まえてこい」というロケがあったんです。でも、犯人の情報知らないじゃないですか。そしたらスタッフさんに「警察署に直接聞きに行け」って言われるんです。それで、警察署に行って「僕らも協力させてください」って言うと、警察は「君たち、危ないからいいよそういうの」って。

僕はそのときコンビだったので2人でカメラとバッテリー、テープを持って、2人だけで撮影をしました。そして始発でテレビ局に戻ってプロデューサーさんに“捜査テープ”を返すという…。

――スタッフさんは誰一人来ないのですか!

大木:来ないです!「おまえたち、2人でやらなきゃ面白くない」って言われて。そういう変な時代だったんです。「警察より先に犯人を捕まえてこい」なんて、今は意味分からないじゃないですか(笑)。

――今だったら炎上しますよね。

大木:当時、僕らも“炎上”してたんです(笑)。「なんだこれは!」と思いましたけど、書き込むところがなかったんです。でも、捜査方法についてプロデューサーさんに怒られるんですよ!「おまえたちの捜査方法は違う!」「そんな捜査していても犯人が出てくるわけがないだろう」みたいな注意をされるんです(笑)。「なんなんだろうな…」と思いながら1カ月捜査しましたよ! あれは、むちゃぶりでした。

――つぶやきさんはありますか?

大木:「電波少年」では、何をやったんですか?

つぶやき:(とある劇団の事務所に)文句を言いに行かされて…。「なんだあの演出は!」って言って帰ってくるだけのロケ。自分はなんとも思ってないのに、本当にむちゃぶりでした。ロケ車から降ろされて「行ってこい!」って言われて。

大木:恐ろしい時代です。