乃木坂46秋元真夏、初のプラットホームへ「しっかり熱を伝えることが使命」<鳥人間コンテスト2019>

2019/08/22 20:24 配信

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鈴木正人は天候がバツグンだと太鼓判を押す(C)YTV


会場は、台風の影響で雨風が強かった1日目とは打って変わって晴天。長年、鳥人間コンテストの解説を務める鈴木正人も「(プラットホームは)向かい風でほぼ無風。ひとことで言ってバツグン」と太鼓判を押す。

絶好のコンディションに夢の60kmフライトへの期待が高まり、会場もヒートアップした。その最有力が、2018年、部門不成立となったため、ディフェンディングチャンピオンとなる「BIRDMAN HOUSE 伊賀」。

チームは、プロペラの他、機体に磨きをかけて参加。設計や製作も担当するパイロットの渡邊悠太さんが「(機体も体も)過去最高の仕上がりと言っていい」と自らの歴代最高記録突破に挑む。

“伊賀超え”に燃えるのは、歴代2位となる36kmの記録を持つ「東北大学 Windnauts」。これまでの機体に比べて主翼の長さや角度を変えて挑む。情熱的なフライトをする先輩たちが多かったことでも知られる人気学生チームのパイロットは、“歴代で最も寡黙”と言われる小林和輝さん。内なる闘志を燃やしながら、新記録樹立を目指して飛び立つ。

さらに、虎視眈々(たんたん)と勝利を目指すのが、39回と過去最多出場を誇り、8回の優勝を重ねる名門「日本大学理工学部航空研究会」。チームパイロットの森田順也さんは、「とりあえず2回旋回して41kmの(大会)新記録を作りたい」と具体的な目標を掲げ、この1年間、週6日、厳しい負荷でのトレーニングを続けてきた。

スタジオゲストの武井壮もその肉体を「この競技に向いていますね。期待できる!」と絶賛する。

風が目まぐるしく変わりながらも、好天に恵まれた琵琶湖では、数々のビッグフライトも生まれ、さらには、会場全体が大興奮した前人未踏の新記録も飛び出す。沖合に新設された2つの大きなパイロンを旋回、新ルールとなった競技を自分のものにし、琵琶湖の勝利の女神が微笑むパイロットは、果たしてどこなのか。