宝田明&加藤登紀子が明かす過酷な体験談

2019/07/31 15:00 配信

芸能一般

「武田鉄矢の昭和は輝いていた」に出演する宝田明、加藤登紀子ら(C)BSテレ東

武田鉄矢が司会を務めるトーク番組「武田鉄矢の昭和は輝いていた 満州からの帰還者たちの想い~戦後復興の立役者~2時間スペシャル」(BSテレ東)が、8月9日(金)夜7時より放送される。今回は、戦後、日本への帰還後にさまざまな分野で日本文化の発展に貢献してきた人々にスポットを当てる。

実際の帰還者であるというゲストの宝田明は、終戦までのおよそ10年間を満州で過ごした。

敗戦をきっかけに裕福な生活から一転、悲惨な強制労働、さらに、生死をさまよう壮絶な出来事があったという。

宝田は「昔を振り返っての思い出はものすごくあります。どの場面を取っても自分にとっては忘れられないひとコマひとコマなんですが、例えば小学校3年生の時の小学校唱歌で、満州でははやってたんですが、いまだに忘れることはできません」と振り返る。

さらに「戦争後の外地における人たちみんなの苦しみ、引き揚げてくるまでの苦しみ…それぞれが大変な思いをして帰ってらっしゃる。

その中でも心の中にはやっぱり歌を持って、くじけそうになりながら、自分を奮い立たせながら、野を超え山超え歯を食いしばって生きてきた少年時代というのは、忘れることはできません」と当時を回想する。