「僕らの武器は結局 “顔”です!」はんにゃ、毎年恒例の単独ライブ開催【インタビュー前編】

2019/08/01 05:00 配信

芸能一般

写真右:金田哲(かなだ・さとし) 1986年2月6日生まれ、愛知県出身。左:川島章良(かわしま・あきよし) 1982年1月20日生まれ、東京都出身。NSC東京10期生の二人が2005年にコンビ結成


はんにゃの単独ライブ「するって~とDoかい?」が、2019年8月9日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて開催される。

完全新作のコントを披露する、正真正銘のお笑いライブ。ファンはもちろん、大人から子供まで、さらには、かつて流行した「ズクダンズンブングンゲーム」をまねしていたかつての子供たちも含め、老若男女が楽しめる、夏休みにぴったりのイベントとなりそうだ。

今回ザテレビジョンでは、金田哲川島章良の二人に、全2回のロングインタビューを敢行。前編では、単独ライブ「するって~とDoかい?」への意気込みを聞くとともに、コンビ結成15年目を迎えた現在の心境にも迫った。

「単独ライブのタイトルは毎回、感覚でつけてるとしか言いようがない(笑)」


――毎年恒例の単独ライブ、今年のタイトルは「するって~とDoかい?」。まず、このライブタイトルの由来からお聞かせください。

金田哲:僕らの場合、単独ライブのタイトルって、全く意味がないんです。去年(2018年)は「マジ家康ぅ~」で、その前(2017年)は「てんや はんにゃ わんや」だったんですけど、毎回、感覚でつけてるとしか言いようがない(笑)。強いて言えば、最近は落語をよく聴いているので、「てやんでえ」とか「べらぼう」みたいな言葉を使いたいなっていうのがあって。語呂的にも感覚的にも「するって~とDoかい?」が一番しっくり来たんですよね。

川島章良:毎年、タイトルの候補が3、4個あって、作家さん含めてみんなで決めるんですけど、「どれがいい?」って聞かれても、みんな結局どれがいいのか分からなくて、金田が「これ」っていうのを待つんです。僕らは正直「なんでもいいよ」って思ってます(笑)。

――単独ライブは、いつもどんな工程でネタ作りをしているんでしょうか。

金田:いつも8本くらいの新作コントをやるんですけど、まず僕がやりたいネタのアイデアを出して、作家さんに集まってもらって、それを具現化していって。で、本番の1カ月くらい前に川島くんに来てもらって、ネタ合わせをする、という流れですね。

――ネタ合わせの段階で、川島さんからダメ出しや直しが入ることは?

川島:自分のセリフとか、細かいところは意見を出しますけど、設定をどうこうとは言わないですね。でも、1カ月前になってもネタが2、3本しかできてないってこともよくあるんですよ(笑)。

金田:本番3日前になって「これやめよう」とかいうことも…。

川島 ありますね~。

金田 幕間に流すVTRを撮影したのに本番で使わないとか、無駄なカロリーを消費することが多くて。芸歴15年にして、そのへんのペースはまだつかめてないんです。