「僕らの武器は結局 “顔”です!」はんにゃ、毎年恒例の単独ライブ開催【インタビュー前編】

2019/08/01 05:00 配信

芸能一般

「15年間、顔で勝負している芸人もなかなかいないと思うので」


「僕らは大喜利力とかトーク力が皆無なので(笑)、基本、顔や動きで笑わせる分かりやすいネタをやってきた」と、15年の活動を振り返るはんにゃの二人


――15年もの長い間、毎年のように単独ライブを続けてきて、芸風やコントの作風に変化はありますか?

金田哲:芸人って、大喜利力とかトーク力を求められますけど、僕らの場合それらが皆無なので(笑)、基本、言葉で笑わせるというよりかは、現象だったり顔や動きで笑わせるっていう、分かりやすいネタをずっと続けてきてるんですね。

ただ、2、3年前からは、そうではないネタも意識してやっていて。今回はタイトルにもあるように、落語的な、人情噺的なネタもやろうかなと考えてます。

――“見た目で勝負”ではないネタもやるようになったのは大きな変化ですね。

金田:そうですね。10年くらい前、ショートネタブームの頃は、見た目のインパクトばっかり考えてたんですけど、「これだけじゃダメだ」っていうことにようやく気付きました。

――それでは、ズバリ、今のはんにゃのネタの強みとは?

金田:物語的な展開とか二人の関係性とか、いろいろ考えて作ってはいますけど…最終的には“顔”かもしれないです。

――結局、顔ですか(笑)。

金田:ハハハハ。どんなフレーズを言ってても、「結局、顔じゃん!」っていう(笑)。でも15年間、顔で勝負している芸人もなかなかいないと思うので。

川島章良:以前は“顔と動き”だったので、ちょっとした変化ですよね(笑)。

金田:動きがあって、そのあとの顔ですから(笑)。

――では、今年の単独ライブは顔に注目、ということで(笑)。