映画「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の初日舞台あいさつが1月22日、都内で行われ、出演者の大森南朋、松嶋菜々子、北乃きい、芦田愛菜が出席した。
同作は、人間とイヌの愛情に満ちたエピソードをつづったオムニバス映画。病魔と闘う夫婦と飼い犬のきずなを描く、大森、松嶋共演の「犬の名前」や、亡くなった愛犬バニラを忘れられない女性とバニラにそっくりのイヌを飼っている少女の交流を描く、北乃、芦田共演作「バニラのかけら」など6つの物語から構成されている。
大森は「撮影中は楽しかったです。イヌもいて、松嶋さんもいらっしゃって(笑)。イヌがたまに言うことを聞いてくれないこともありましたが、それすらも楽しかったですね。天気が良かったので、公園のシーンや自転車をこぐシーンが気持ち良かったです」と満足げに振り返った。松嶋は「わたしは大型犬を飼っていますが、動物は人間よりもはるかに寿命が短く、すごく内容の濃い時間を生きている。日々悔いのないようにかわいがろうと思っています。ペットを飼っている方も、この映画を見て『飼いたいな』と思ってくださる方も、ペットを飼うということについて深く考えてもらいたい」と、1人の飼い主としての気持ちを語った。
北乃は「ペットロスに苦しんでいる方も多いようですが、無理矢理忘れるんじゃなくて、良い思い出にできるような前向きな気持ちになってもらえる、そんな新しい一歩を踏み出すきっかけになってもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。
その後、イヌにまつわる質問が○×形式で行われた。“自分の性格はイヌっぽい?”という質問に“○”の札を挙げた大森は「監督の言うことをハイハイ聞くので、イヌっぽいかも。『あっち行け』と言われたら行きます(笑)」と意外な一面を見せた。“実はイヌが怖かった?”という質問に“○”と答えた芦田は「大きいイヌにほえられたことがあってちょっと苦手だったんですけど、(バニラ役のイヌの)のあちゃんと撮影して今は触れるようになりました」と無事克服できたことを明かした。
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