8月4日(日)、約23年ぶりの本格的な全国ツアーを開催した、T-BOLANのファイナル公演の模様をWOWOWで放送する。
T-BOLANは、「離したくない」「Bye For Now」「じれったい愛」など多くのヒット曲を生み出したロックバンド。インディーズデビュー30周年を迎えた昨年9月から、約23年ぶりとなる本格的な全国ツアーをスタートさせた。6月15日(土)、東京・昭和女子大学人見記念講堂でファイナルを迎えた。
ライブは、ボーカルの森友嵐士、ドラムの青木和義、ギターの五味孝氏が、サポートメンバーの人時(ベース)と坪倉唯子(コーラス)と共に演奏した「Only Lonely Crazy Heart」からスタート。続けて1992年のヒット曲「Bye For Now」を披露した。
森友は「去年の9月からスタートして、長い時間があるなって思っていたら結構あっという間で。今夜、集まってくれて本当にありがとう!Thank you!でも、俺たちの再会の旅はまだ始まったばかりで、この先もずっとずっと続いていくので!」と、ツアーは終わるが活動に終わりはないことをファンに約束した。
「じれったい愛」では、テレビ番組で共演したお笑いコンビ・チョコレートプラネットのTTT-BOLANを捩って、“じれったい”を“じれってぃー”に替えて歌うなどのアソビ心も。続けて「悪魔の魅力」「LOVE」「わがままに抱き合えたなら」を演奏し、中盤ではアコースティックバージョンの「マリア」、そして「あこがれていた大人になりたくて」で観客を魅了した。
後半の大きな見どころはベーシスト、上野博文の登場。数年前にくも膜下出血で一時は生死をさまよった上野は、メンバーと一緒に「Happiness」を奏でた。
終盤は「刹那さを消せやしない」「SHAKE IT」などでステージを盛り上げ、「My life is My way」で本編を締めくくった。アンコールではファンと一緒に、昨年リリースしたDVDシングル「Re:I」、T-BOLAN最大のヒット曲「離したくはない」を合唱した。
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