Official髭男dism「熱闘甲子園」テーマソングに込めた思いを告白「すごく感謝」

2019/08/02 10:04 配信

芸能一般 インタビュー

スペシャルライブを披露したOfficial髭男dism!藤原(中央)は「暑かったけどそれ以上の熱気を感じた」と語るPhoto by TAKAHIRO TAKINAMI

藤原聡「プレッシャーを感じることはなかった」


――「熱闘甲子園」のテーマソングというと、そうそうたるアーティストが担当していますが決まった際のお気持ちは?

藤原:プレッシャーを感じることはまったくなかったです。それぞれのアーティストが感じたことを楽曲にしているので、当然人が変われば出来上がる歌も変わりますし、とにかく自分たちが球児たちに対して抱いている思いだったり、たたえたいことを楽曲にする、ということを優先しました。

並々ならぬ気持ちで甲子園の優勝を目指す球児もそうなんですが、人生を歩んでいく中で自らが背負った「宿命」というものをきっと誰しも持っていると思っていて、今回の楽曲ではその「宿命」を描きたかったという思いがありました。

――歌詞の中で特に思い入れのあるフレーズはどこでしょうか?

小笹大輔:そうですね。かしょかしょにはあったりするんですが。

藤原:僕は2番のサビの「僕らの背番号は背中じゃなくて-」という歌詞がすごく「これだな!」という思っています。

春の選抜大会で、球児たちだけじゃなくてそれを見守っている人とか応援している人たちも含めて「チーム」だと感じたので、それを言葉にしたかったという思いがあって、この歌詞はこの曲の中でもすごく大事なメッセージです。

――今回の楽曲を歌えたということはOfficial髭男dismにとってどういった意味があると思いますか?

藤原:歴代の「熱闘甲子園」の楽曲を見ても、J-POPらしい楽曲だったりバラードな楽曲が多い中で、僕たちの楽曲はすごくサウンドメークが効いていて、より洋楽っぽいメロディーの構造になってる楽曲。

そんな今までの流れとは違う楽曲を起用してくれるのは、ひとえに「熱闘甲子園」スタッフチームの男気ある決断だと思っていて本当に感謝しています。なによりもこの曲が「熱闘甲子園」のテーマソングになっているのが僕たちにとって大きいことだと思います。

小笹:ブラスバンド用にアレンジした楽曲も公開されているので、ぜひ演奏してほしいなと思います。

――「高校野球」というものにどういう思いがありますか?

楢崎:自分が高校の時に吹奏楽部として甲子園に応援しにいって熱くなったという経験があるので、それを照らし合わせて感情移入してしまうというか、今でも高校野球が中継されていると見ちゃいますね。

藤原:僕も高校時代ブラスバンドをやっていたのですが、自分が応援にいったということよりも、野球部の人たちがすごく努力していたことを思い出しますね。

誰よりも朝は早く来て練習して、あいさつもしっかりして、でもきついところを見せずに笑っている。そんな日々を過ごしながら並々ならぬ思いで甲子園を目指していたという、懸ける思いの強さがあったなというのを思い出しましたね。