赤の流星おなじみの「せ・い・ら」「あ・か・り」の交互に繰り返すコールから、「アンコールありがとうございます。さあこの曲です。一緒に盛り上がっていきましょう!」の一言から、「黄・昏・蝶・々 -Rearranged ver.-」へ。
すぐさま手拍子で乗るファンの盛り上がりに呼応するかのように、エモいパフォーマンスを見せる2人。何と言っても指と手の使い方がセクスィーだし、ちょい高目の音域でハモる2人の歌声にも情緒を感じていると、曲が終わり、最後のMCタイム。
「Move On!」からの盛り上がりがすごかったという話や、4月の再演でギュッと凝縮したライブが出来たことの達成感。オープニングダンスは難しかったという話や、人形の演技が上手な脇が「ぬいぐるみを買った」とぽろっとこぼしたところ、久々降臨のSEIRA様による「その年でぬいぐるみ要る?」というキレキレのツッコミで、会場が爆笑に包まれる。
照れながらも「今日ね、(ぬいぐるみを)連れてこようとしたの」という脇に、「さすがにヤバイ…」と若干ドン引きのSEIRA様。この2人の関係性がとてもよく表れたやりとりと、会場のファンによる「まったくしょうがねえな脇は…」の感じがまたニヤニヤをそそる。
その後、上西から次週のバースデーイベントへの告知と、脇の「けものフレンズ」出演告知などがあり、「まだ楽しめますか~?」「まだ行けますか~?」という2人のあおりがあり、赤の流星の定番ラスト曲にもなりつつある「あなたに逢いましょう」で、いよいよ幕を下ろした。
何はともあれ、TPD関連のワンマンライブとしては結成6周年ワンマン以来となった今回。彼女たちのキャラクターや、美貌はもちろん魅力的なのだが、やはり何と言ってもライブで躍動する姿が最も美しいと個人的には思う。
赤の流星としては8月9日にオールナイトイベントに出演したり、TPDと共に同25日の「@JAM EXPO 2019」に出演したりと、この夏はフェスにも積極的に参加するのでうれしい限りだが、新たなワンマンライブも決まると最高のご褒美なんだけどなあ。
欲張り過ぎ?
いやいや、欲張りだっていいじゃない、こういうファン一人一人の声が、新たな世界を開くはずだ。
あれ、いつの間にかファンになってるぞ?
今さら遅いか。
取材・文=蒼野星流
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