その後、フリートークの流れで始まったのは、事前にSNSで募集したファンが聞きたいことに浜崎が答えていくという質問コーナー。
“女子力を上げる秘訣は?”という質問に対し、表参道や乃木坂にあるおしゃれなカフェのおしゃれな料理を見せていくが、出てきたメニューが浜崎の自作ではないことを知ったファンががっかりすると「作ってないよ、作れるわけないじゃん」と謎の開き直りを。
他の質問では、本邦初公開、全世界が泣いた(?)と言われる秘蔵映像を大放出。まずは“今の仕事についたきっかけ”として、子どもの頃に出場した童謡コンクールの模様が流れた。
映像は浜崎ママからの提供で、スクリーンには“小学4年生の浜崎香帆ちゃん”が。体を揺らしながらリズムを取り、堂々と歌い上げる自分に「揺れ方よね」「姿勢いいね」とコメントしながら懐かしそうに見ていた姿が印象的。このコンクールを機に何度か出場を重ねていくうちにステージで歌う人になりたいと思ったそう。
貴重な映像は“福岡の思い出の場所は?”という質問でも飛び出し、今度はピアノのコンクール編を。結果的に、ピアノは12年間続けたらしいのだが、思い出の場所であるアクロス福岡で開催されたコンクールには何度も出場して、小6の時には「銀賞」を受賞したとういう。
映像に登場した“浜崎香帆ちゃん”は、童謡コンクールから2年後の小6。相変わらず姿勢が良い香帆ちゃんはピンと背筋を伸ばして椅子に座り、いざピアノを弾き始めるのかと思いきや、しっくりこなかったのか冷静に椅子の高さなどを自分用に調節して仕切り直し。とても小学生とは思えない美しくて巧みな指使いで大人顔負けの演奏を披露していた。
ファンから一番多かった質問は、6月から2カ月間にわたって全国各地で上演されたミュージカル「リューン~風の魔法と滅びの剣~」について。浜崎は初演同様・エルカ役で参加したが、2018年に続いての再演ということでチームワークはバッチリ。金沢公演では21世紀美術館、刈谷公演ではバッティングセンターなど、共演者と楽しく遊ぶこともできたとか。
この「リューン」つながりで、再び歌のお時間。劇中で歌うことはないが、初演の時から大好きで舞台裏でも歌っていたという主人公2人の曲「僕達の魔法」と、浜崎自身思い入れがあり、ファンからも人気がある「エルカのエコーミュージック」では聴き応えがある見事なパフォーマンスを見せた。特に「エルカ~」は、舞台で先輩女優のまりゑとダンドイ舞莉花が担当しているパート全てを浜崎が歌うオリジナルバージョンだった。
ここまで歌あり、トークありと充実した内容で「夏休み」を十分満喫していたが、浜崎のおもてなしはまだまだ終わらない。続いてはファンも参加できるゲーム企画を用意。
ゲームは至ってシンプルな輪投げ。ファンは入場の際に抽選券をもらっているため、浜崎が抽選ボックスから引いた数字の人がステージに上がり、輪投げ勝負。制限時間30秒内で、輪を多く引っ掛けた方が勝ち。ファンが勝ったら浜崎からすてきなプレゼントが。万が一負けたとしても、このコーナーから浜崎のファッションの一部と化している緑色の虫かごに入っている妙にリアルな昆虫のおもちゃがもらえるという仕組みに。
結果だけ言うと、男性ファン1人、女性ファン2人の計3人が選ばれ、浜崎は全敗。気になる虫かごの中の虫だが…。カマキリを見ても怖くないと言っていた“少年”に一匹プレゼントしただけで、他のトノサマバッタなどは必然的に浜崎が持ち帰ることに。
どうやらてんとう虫はイベントを見に来ていたTPDメンバー・脇あかりの元に行ったらしい。つぶやきを読む限り、脇はうれしそうではないようだったが、その真相は…?
そんなこんなで、楽しく盛り上がったゲームコーナーも終わり、エンディング。子どもの頃の夏休みもそうだったが、休みの時間が残り少なくなってきたと分かると妙に切なくなったものだ。大人になってもそれは変わらない。
浜崎との楽しい、楽しい「夏休み」も残すところあと一曲に。その前に、イベントの感想を語った浜崎のコメントを紹介。
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