警察庁から“極左暴力集団”に指定され、過激派としてかつて数々のテロや事件を起こしてきた“中核派”。その女性活動家であった洞口朋子氏が政治家になっていた。2019年春、東京・杉並区議に当選した彼女に密着する。
“アジト”と呼ばれる古びたビルに入っていく洞口議員。カメラが追うと、男女が共同生活をする中核派の本部だった。監視する公安に「おい、公安!」と因縁をつけることもしばしばだという。さらに、同じ中核派の恋人とのデートもままならなかった過去を語り始める。
過激派にもかかわらず政治家になった彼女は、資本主義の打倒を目指し、暴力行為を行ってでも革命を起こそうとしているという。その実態を調査する。
最後に、かつて霊感商法や偽装勧誘で社会を騒がせた“旧統一教会”。女優で歌手だった桜田淳子が信者であることを表明し、合同結婚式に参加、そして結婚したことで話題ともなった教団は今どうなっているのか。
取材を続けると、九州の対馬に教団が“謎のトンネル”を掘っていることが分かった。さらに、結婚に関するアンケートと称して、街で“勧誘”ではないかとも思える活動を行っていることが判明する。
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