――最近では山里亮太さんの結婚のニュースもありましたが、結婚に対してはどのように考えていますか?
小沢:俺はずっと思ってるんだけど、結婚は何千年も昔のモテない人が作った“呪い”だと思う。
僕の好きなイギリスのミュージシャンは、一番好きな人と暮らしているけど、籍入れた人は別の女性なの。なぜかっていうと、友達の国籍を取ってあげるために籍を入れたの。籍なんて、そんなもんでいいじゃん。好きな人と一緒にいるのに、「結婚しました」っていう証明書を人に見せる必要があるのかな?って思っちゃう。
僕は男でも女でも、好きな人と笑って暮らすのが目標。目標っていうか、予定かな。
徳井:“呪い”に関しては、僕も賛成。
耕作:女性の方が、男性より“呪い”を感じるんじゃないですかね。これだけ女性が活躍する社会になっているのに、女性は結婚についていろいろ言われてしまうことがまだありますよね。女性がMCを務める番組で、こういう本音も聞いてみたいですよね。
小沢:ゆりやん(レトリィバァ)と友近で「ビニールハウス」やったらいいね。
――お二人の恋の必勝法を教えてください。
徳井:物事は何でも、一歩目が大事だし難しいですから、恋愛も同じですよね。
例えば飲んでて、「このままいくと、この人とキスしそう」「ちょっと待てよ、この子、あの人の知り合いの知り合いで…」「キスしたところで、この子と付き合うのかな」「もし付き合おうとかなったら、ちょっと困るなぁ」とかいろいろ考えちゃうと、一歩目がなかなか出なかったりするんですよね。
考えることももちろん大事なんですけど、何も考えずに一歩目出してしまえば成り行きで動いて、結局好きになって付き合うかもしれない。
あまり考え過ぎないことも大事なのかな。「考え過ぎて何もできない」って困ってる人は、何も考えないでほしい。僕は、人間は所詮動物だと思うことにしてます。
耕作:僕は解決に向かう悩みは良いと思うんだけど、「彼女ができない」って悩んでも解決しないと思う。
ともかくやってみてから「ヤバイ」って思う方がいいですよね。始めちゃったことは、必ず解決の糸口があるから。でも始めてもいないものは、いくら相談されても意味ないと思いますね。
徳井:一歩を踏み出すと、動き出した時点でなんとなく期限が生まれるじゃないですか。さっきの例えだと「この日までにあの子とどうするか決めなきゃ」って。
やっぱりその期限までの「ヤバイ!」って悩む時間ってすごく集中しているし、“生きてる感”がすごいと思う。
耕作:締切ないとネタ書かないでしょ!
徳井:はい(笑)。
その期限って、広い目で見ると命の期限でもある気がして。死ぬまでの間、どう生きるんだって必死になれるんじゃないかな。
――読者に向けて、メッセージをお願いします。
徳井:「ビニールハウス」っていう番組なんですけど、中に入っているのは僕たちで、透明なビニールハウスの外から「こういうおっさんいるんだ」って見て楽しんでもらえたら。
小沢:徳井くんは「テラスハウス」(毎週火曜配信、Netflixほか)やってて、僕は昔「THE HOUSE」(TOKYO MX)やってたの。だからハウスシリーズ三部作の完結編です。
徳井:ほんまやな。
小沢:これからも「ビニールハウス」とBSフジの看板番組「クイズ!脳ベルSHOW」(毎週月~金曜夜10:00-10:55)をよろしくお願いします(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)