2014年から中国語を学び始め、現在は中国語検定HSK 5級(上級者レベル)を所有している桜庭ななみ。今年の1月から「NHK華語視界」(NHKワールドJAPAN)で、中国語でのMCに挑戦している。段 文凝(だん・ぶんぎょう)さんとの軽快なトークは、見ている側が舌を巻くほどだ。番組を続けて半年が過ぎた現在、改めて中国に対する思いを語ってもらった。
——「NHK華語視界」がスタートして、半年が過ぎました。
中国の方に見てもらう番組なので、中国語でひたすら頑張っています(笑)。一緒にMCを担当している段さんと、楽しくトークするよう心がけていますね。日本の情報をお伝えするコーナーに出演していますが、住んでいる私自身も知らないことだらけ。「日本にはまだまだおもしろいことがいっぱいあるんだ」と再確認できて、収録が毎回楽しみです。
——その中でも、一番印象深い回は?
とても固い“かたやきせんべい”を紹介した回です! わりと有名なおせんべいで、テレビで紹介されるたび、その固さにみんなが苦戦していました。「そうは言っても、本当は食べられるんでしょ」と高をくくっていたんですが…、歯が割れるかと思いました(笑)。でも味はおいしいんですよ。中国のみなさんにも、固さを楽しみながら食べていただきたいです。
——その回では、思わず日本語が飛び出していましたね。
おいしいものを食べると、つい出てしまいます(笑)。
——もともと、なぜ中国語にそれほどハマったのでしょう?
中国の映画が好きだったので、中国語でお芝居をしてみたかったのと、何より単純に言葉が美しいと思ったんですよね。きれいな中国の言葉を使いながら、いろんな人とお話ししてみたくて。
——どれくらいまで習得したいか、ご自身の中でビジョンはありますか?
中国でのお仕事で現場に入ったとき、困らないレベルにはなりたいですね。状況を説明されるときに難しい言葉が使われたりするので、そういうところもクリアしたいです。
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