能登に魅せられた“青い瞳の民宿主人”に密着!

2019/08/08 18:09 配信

芸能一般

8月11日(日)の「情熱大陸」では、“青い瞳の民宿主人”ベンジャミン・フラットに密着。石川・能登に魅せられた、彼が作る「能登イタリアン」に迫る(C)MBS

8月11日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)では、石川・能登に見せられた“青い瞳の民宿主人”ベンジャミン・フラット(53)、通称・ベンに密着。

能登特有の発酵文化を受け継ぎ、独自の方法で客をもてなすベンが作り出す、オリジナル料理「能登イタリアン」に迫っていく。

能登の食材や食文化にこだわった料理


石川・能登半島の先に位置する能登町にある、日本海を一望できる小高い丘の上で、1日4組限定の民宿「ふらっと」を経営しているオーストラリア人のベン。

民宿のシェフとして料理を作る彼は、「能登の本物の味を知ってもらいたい」という思いから、能登の食材や食文化にこだわり、能登らしさを追求している。

1番大切にしているのが食材で、地元市場での地魚の仕入れから、自家菜園での野菜やハーブ作り、山菜や果物に至るまで、地産地消を徹底しているという。

さらに、イカの内臓と塩だけを長期間発酵させて作る魚醤「いしり」は、能登町でしか作られていない希少な天然発酵調味料だが、ベンはこの「いしり」も手作りし、3年間発酵させたものしか使わないというほど、こだわりを持っている。

夏祭りで振る舞う料理「ひねずし」作りに挑む


ベンを支えているのが、能登生まれ、能登育ちの妻・船下智香子さん。2人は、先人たちの知恵を生かして、能登特有の食文化を独自のやり方で守り、二人三脚で民宿を続けている。

そんな2人にとって最も大事な行事が、夏に行われる祭り。この日の客に振る舞う料理「ひねずし」は、魚を塩と米飯で乳酸発酵させた“なれずし”の一種で、寿司の原型とも言われている。

塩漬けにした大量のアジを米と一緒に漬け込み、夏まで発酵させるという、能登町ならではの伝統食「ひねずし」。蓋を開ける日まで出来上がりが分からないとのことだが、果たして…。