三浦貴大「矢口史靖監督から言われた『うさんくさい笑い方』が難しかった」

2019/08/13 06:30 配信

映画 インタビュー

8月16日(金)から公開される映画「ダンスウィズミー」に出演する三浦貴大撮影=永田正雄


三吉彩花主演、矢口史靖が原作・脚本・監督を務めるミュージカル・コメディー「ダンスウィズミー」が8月16日(金)から公開される。三吉演じる静香は、明るく真面目な会社員だが、催眠術をかけられた日から音楽を聴くと体が勝手に動きだしてしまう役どころ。

そんな静香が憧れを抱くエリート社員・村上を演じる三浦貴大に、ミュージカル映画初出演の感想からダンスの難しさ、見どころ、矢口監督率いる「矢口組」に参加しての思いまで語ってもらった。

――ご出演が決まった時の感想をお聞かせください。

邦画って人間の内面を描いているものが多くて、ちょっと小難しい話だったりしますが、この作品くらい分かりやすくて笑える話っていいなと思いました。

ただ、ダンスをするというプレッシャーがあって(笑)。そこの心配だけをしていました(笑)。

――役作りはどんなふうにされましたか?

役作りは基本的にしないんですよ。せりふを覚えて言う仕事だと思っていて。監督や脚本家の方が考えて世界観を作ってくださっているので、それを言えばその役の人間性も見えてくると思うし、あまり内面を作ることはないですね。

それに一人で役作りをしてしまうと、すごくもったいない気がして。周りの人がいて微妙に変えながら人と作っていくものだと思っているので。現場で出てくるものが全てだと思っています。