そろそろ締めようかというトークをしている矢先、やたら美人な3人がいい声で「ハッピーバースデ~トゥー」とステージに現れたなあと思ったrら、浜崎香帆、脇あかり、橘二葉の3人だった。某タイトルコールでかわいい声?を出していたウワサの子たちだ。
ファンの方が用意したかわいいケーキとアルバム、花冠が登場し、早速花冠をじょにーの帽子の上にかぶせる。
「めっちゃかわいいケーキ!」と大興奮のじょにーに対し、橘が「あかりん匂いかいでたよ」と暴露し、脇はニヤリとしながら「チーズケーキの匂いがした」と報告。
さらにアグレッシブな立場が「23歳の抱負とか聞きたい!」とグイグイ仕切ると、じょにーは「う~ん、まあでも、22歳はやっとなんですけど、18歳からモデルを始めていて、TPDの活動は16、7くらいから始めていたんですけど、22歳の年はいろんな種まきをしてきたことが、やっと芽が少し開き始めた年だと思っていて。
まずは雑誌が増えたり、一つの雑誌のページが増えたりだとか。コラボ商品が出せたりだとか、いつもショッピングモールでお母さんと歩いてるときに、こういうお店のイメージモデルとかしてみたいって言っていて、お店にポスターとかが貼られるじゃないですか? 私はこれ絶対やるの!って言っていたことが、WILLSELECTIONさんとのステキな出会いでできたり…。
あとはすごくうれしいことに22歳でGirlsAwardに出ることができて、また9月にはTGCに初出演することも決まりました。
やっと本当に芽生えてきたのかなと。花が咲くのは早くきてくれと思うんですが、それまでにコツコツといろいろなことをもっともっと努力して頑張っていきたいなって思います」と心境を吐露。
続けて「芽生えてきたからと言って全然現状には満足してはいなくて、なんでもっとできないんだろうとか、なんでまだこの立ち位置なんだろう自分…みたいな葛藤があります。先日のGirlsAwardも1回しか(ランウェイ)歩けなくて悔しくて家で泣いたりして、なんでまだモデルさんとかたくさんいらっしゃって、まだこの位置なんだろうって悔しい気持ちはあるんですけど、悔しさがないと前に進めないと思うので、バネにしてどんどん進んでいきたいと思いますので、23歳もズカズカ進んでいきたいと思います! これからもよろしくお願いします」と力強く語り、会場とメンバーから大きな拍手が沸き起こった。
一転して、じょにもふっのタイトルコールでふざけた3人に怒るというギャップトークに、会場は爆笑に包まれ、「もう1回撮り直しも可能ですよ?」と不思議なテンションの3人が、もう1回録音することに。
そこはプロだけに一発成功で録音を決め、「また明日ね~(TPDライブイベント)」と嵐のように3人が去り、じょにーがお見送り。
そして「これからも上西星来らしく進んでいきたいと思いますので、何回も言いますが、これからもよろしくお願いします」とあいさつし、最後に彼女のソロ曲「恋」を歌唱することに。
弊社のインタビューなどでも語ってくれている、歌うことへの苦手意識と「恋」との出会いによって得た自信について語り、しっとりと「恋」を歌い上げ、歌あり、句会あり、お絵かきあり、ファッションショーありの盛りだくさんのバースデーイベントは、「23歳も頑張ります! よろしくお願いします~!」とスマイルで締められ、幕を下ろした。
つい上西星来を評するとき“美容番長”やモデル美女といった言葉でまとめてしまいがちだが、その言葉だけでは表せないくらい魅力もたくさん持っているし、順調に見えるけど彼女自身現状に満足しておらず、悔しい思いをたくさんしているし、新しい自分に出会うためにストイックに努力して今を生きている。
「恋」を聴くと当然甘酸っぱい恋模様も伝わるが、それ以上に力強く懸命に歌う姿には彼女の努力家な一面も歌声から感じ取れる。
もっともっと大きなステージで輝くじょにーの背中を、こっそりと追っていきたい。
取材・文=蒼野星流
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