香川の印象を林氏に聞くと「昆虫に対して“気高い”という言葉を、よく使われることが印象的です。昆虫がただ面白いとか好きだというのではなく、昆虫に対する深い敬意を持っていらっしゃることにいつも驚きます」と語った。
さらに、林氏は「香川さんはものすごい勉強家です。こちらもさまざまな取材を経て、それなりの昆虫の知識を持った状態で打合せや収録に臨むのですが、香川さんは我々以上に詳しく知っていらっしゃるので、あまりこちらから知識をお伝えすることがありません。大変お忙しい俳優業の合間にどうやって勉強されているのか、もともとご存知の部分も多いと思うのですが、本当に謎です(笑)」と香川の“昆虫愛”に圧倒されている様子を見せた。
今後の予定を聞くと「香川さんが『カマキリは、絶対にやる!』とおっしゃっているので、いずれ実現いたします」とのこと。
さらに「『Eテレなどの深夜に、昆虫2ショットのフィラー※を延々と流したい』というご要望もいただいていますが、こちらは実現可能かどうか…頑張ります」と、斬新な企画が検討されていることも明かした。
(※フィラー=本来は番組と番組の間の“すき間”時間を埋めるための映像。ストーリー性のない風景映像などが流れることが多い)
最後に番組を通しての見どころを聞くと林氏は「それはもう、カマキリ先生しかないでしょう。カマキリ先生の熱量・知識・昆虫愛を一点に集め、その圧力を使って、身近な昆虫のすごさをこれまでにない濃度でお届けしてきたのがこの番組だと思っています。ネットではよく、『昆虫すごいぜ!』じゃなくて『香川照之すごいぜ!』だろう、と言われますが、我々もよくそう思います」と笑顔を見せた。
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