沖縄の夏の風物詩となったあのホラードラマが今年も放送!

2019/08/10 12:06 配信

ドラマ

沖縄ホラーが暑い夜を涼しくする(C)RBC


8月14日(水)夜8時から怪談スペシャル番組「オキナワノコワイハナシ 令和元年 夏」が琉球放送(RBC)で放送される。

同番組は、沖縄に活動拠点を置く気鋭のクリエイターたちが監督を務める一話完結型オムニバスホラードラマ。沖縄に古くから伝わる風習、風俗、迷信などを包含した新たな恐怖のエンターテインメントとして、2004年の放送開始から熱狂的に受け入れられ、夏の風物詩として定着している。今回は、若手の3監督が初めて「オキナワノコワイハナシ」のメガホンをとった。

3本のオムニバスホラーが沖縄の夏を涼しくする(C)RBC


第1話「シュウシンカネイリ」(監督:下地ゆみな)は、男と女のラブストーリーを描く。若者に人気のアプリ「シュウシンカネイリ」。恋人の浮気を調査するアプリで、2人で仲良く使えば恋愛が進展するという。結婚を控えた主人公カップルは、お互いの愛情の強さを証明しようとダウンロードするが、そのアプリには気味の悪い都市伝説がささやかれていた。アプリのモデルとなった沖縄伝統の組踊「執心鐘入」に出てくる嫉妬の鬼女に呪われるという…。

【写真を見る】女性教師を襲うコワイハナシとは… (C)RBC


第2話「fromAI」(監督:宮城孝広)は、スマホを使ったホラーを描く。主人公の女性教師が勤める学校で異変が。生徒たち全員が、「一緒にこれを見て」と、手にしたスマホをかざしてくるのだ。しかし、生徒たちの様子がいつもと違う。同僚の教師に助けを求めるが、同僚もまたスマホをかざすのだった。危機的事態に気づく主人公。必死に逃げ回り、夫の助けで校外へ脱出を試みるが、異変は学校内だけではなかった…。

第3話「キュウボン」(監督:川北貢輔)は、愛していたはずの彼女を殺してしまった切ない話。恋人を殺した男にとって、旧盆は悪夢の三日間だった。怨霊と化した恋人が男を殺しに現世に帰ってくるからだ。今年も旧盆を乗り切るために、男は部屋中にお札をはり外界との接触を断つ。次々と起こる霊障…男は怨霊との対話を試みる。