次回作の主役はりんごちゃん? 矢口史靖監督「熟考させてください」

2019/08/13 12:11 配信

映画

映画「ダンスウィズミー」の公開直前イベントに登場した矢口史靖監督、りんごちゃん、催眠術師の十文字幻斎(写真左より)(C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会


そこで、次回作にぜひとも出演したいりんごちゃんのために、「りんごちゃん、公開オーディション」を開催することに。

今回、「催眠術のせいで音楽を聞くと勝手にカラダがミュージカルしてしまう状況」になってしまった主人公にちなみ、映画で催眠術監修をした催眠術師の十文字幻斎が登場。りんごちゃんにも主人公のような催眠術をかけて、オーディションをすることに。

矢口は「場合によっては、次回作は催眠映画という企画もありかもしれませんね」とりんごちゃんの歌声と、かわいいキャラクターに興味を示し、まんざらでもない様子。

十文字はまず「腕が固まって動かない」催眠術を披露。すぐにりんごちゃんの腕はカチカチに固まり、一同驚く。

続いて「『ダンスウィズミー』と言うとどんどんテンションが上がる」催眠術がかけられると、りんごちゃんはいつにも増してかわいらしい笑顔に。

主人公がかかってしまった「音楽を聞くと勝手にカラダがミュージカルしてしまう」催眠術のように、カラダが反応し、映画さながらに動きが止まらない。

会場に響く劇中曲の「狙いうち」に乗せて激しくダンスと歌を披露し、映画の主人公と同じく音楽が鳴っている間はダンスが止まらないので息を切らし、「ううん」と野太いせき払いをしつつ、「今日は催眠術にかけられていつもよりすごく楽しくてびっくりしました」と驚きを隠せない様子。

が、話の途中にもかかわらず流れてきた、吉幾三の「ドリーム」に反応すると、全力でものまねを披露した。

十文字は「今日はテンションの上がる催眠をかけただけなのに、踊り出してしまって、すごい楽しそうでしたね」とりんごちゃんの催眠体質を評価し、りんごちゃんも「楽しかったです!」と催眠術にかかったことを大喜び。

笑顔があふれる中、その反応を見ていた矢口は「目の前で起こったことが信じられない」と衝撃を受けたことを明かし、次回作への起用は「熟考させてください」と判断を見送り、イベントは終了した。