また、主人公の父親役を安部賢一、母親役を杉野希妃、祖父役をリリー・フランキー、祖母役を原日出子が演じる。その他にも、ペットショップの店長役でミュージシャン・大塚まさじなどが出演する。
メガホンを取る池田は「高校三年生。この夏が始まれば、この夏が終わってしまう。言語化できない気持ちを抱えた少年たちが、雲の高い空の下で今日も頭を抱えて生きている。
そんな2人の高校生の心が、夏の魔法に魅せられ、世界が彩り豊かになっていく瞬間を切り取ろう。
忘れられない思い出が生まれる瞬間に寄り添おう。そういう思いで、『夏、至るころ』というタイトルをつけました。そして、そんな少年たちを優しく包み込む素敵な大人たちに、これまた素敵な役者様が集まってくださりました。皆様の心に触れるのが楽しみです」とコメント。
また、メインキャスト3人を選んだ理由については「倉くんの陰と陽の狭間で漂うような立ち姿に、主人公の翔と同じ匂いを感じます。無限大な可能性を持つ彼に丁寧に向き合いたいと思います。
ろいくんのお芝居を初めて見た時、素直に悔しいなあと思いました。技術的なことだけではなく、彼の今までの人生が創り上げた魅力がたっぷりとあふれ出していたからです。撮りこぼしてしまわぬようにスクリーンに出来る限り彼の素晴らしさをおさめたいと思います。
なりさんは、見ている私たちを良い意味で不安にさせてくれます。次はどんな顔を見せてくれるのだろうか。何を言い出すのだろうか。
そんな彼女に心から惹かれました。この3人が起こす化学反応を一番近くで見ることが出来ることが幸せです」と語った。
本映画は福岡・田川市にて8月中旬以降にクランクイン。公開は2020年夏を予定している。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)