元宝塚スター・七海ひろき「ときめいたり恋をしてもらいたい」変わらぬスタンス明かす

2019/08/20 12:00 配信

芸能一般 インタビュー

声優は「もう一つの夢」


七海ひろき撮影=阿部岳人


――七海さんといえばアニメ・漫画好きとしても知られていますが、いつ頃から興味を持たれたのでしょうか?

幼い頃から見ているのですが、キャラクターが好きというよりは、物語の展開やキャラクターの心情を感じ取るのが昔から好きだったんです。

自分の人格形成にアニメや漫画の影響は大きくて、キャラクターに「こういう生き方をしたいな」などと感じて、それを踏まえた上で自分が成り立っているんです。

今の私があるのはアニメや漫画のおかげ。なのでお仕事として携わらせていただける機会があるのは本当にうれしいですね。

また作品として幼い頃に一番影響を受けたのは「美少女戦士セーラームーン」シリーズですね!

「一人でも頑張る、皆でも頑張る」っていう精神が心に残っています。ちなみに好きな戦士はウラヌスですかね(笑)。

――今回、声優として「ソマリと森の神様」(2020年1月放送)に参加されますが、在団中にも既に「ノブナガ・ザ・フール」(2014年、テレビ東京ほか)のケンシン役で声優としてデビューされています。その時のエピソードなどを教えてください。

アニメが好きということで、声優をやることは私の中で「宝塚で男役をやる」という夢とはまた違うもう一つの夢でした。だからお話をいただいたときは本当に嬉しかったですね。

監督さんが(当時在籍していた)宙組のイメージカラーである紫を髪色にしてキャラクターを作ってくださったんです。

またアクションアニメだったので、必殺技があったんですよ!今まで自分がアニメで見てきたものをできるというのは気分が高揚して楽しい瞬間でした。