――その経験を経て、再度声優に挑戦されましたがいかがでしたか?
“演じる“ということは私の人生においてずっと続けていきたいことなんです。
しかし、宝塚でやってきたものと声優さんのお芝居はぜんぜん違い、声優にチャレンジしてみて「見てるのとやるのは全然違うな」と感じました。
また色んなキャラクターに挑戦していきたいと思っているので、今は「楽しい!」「やったー!」という気持ちよりも、「私で務まるだろうか」、という焦りやドキドキ、不安がよぎることもありますね。
「ソマリと森の神様」に参加されている皆さんはプロフェッショナルなので、一緒にアフレコをしながら感じたり、吸収したり、勉強させていただく部分がすごく多かったです。
宝塚とは全く別の世界だし、茨の道を進むことになるかもしれないけど、やっぱり好きで、自分が携わっていきたいと思う世界なので、くじけたとしても頑張っていきたいなと思っています。
――共演者の方と何かお話しされたことはありますか?
ゴーレム役の小野大輔さんが声優のお芝居について教えてくださいました。
一人で練習してきたことをその場の空気によって柔軟に変えて、周りの方と合わせる意識の大切さを教えてくださいました。
宝塚は1カ月半のお稽古期間があるのですが、そこでみんなと話し合いながら作っていくのとは違い、各々が役について考えてやってきたものをその場で表現するので、それに反応する瞬発力は今までとは全く異なる要素なので、今猛勉強中です。
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