法医学者は時に、司法解剖をした遺体を巡る裁判の鑑定証人として裁判所に出廷する。
今回、朝顔が出廷した裁判における被告人の女性は3年前に会社社長の夫が病死し、4億3千万の遺産を相続。
その1年後には資産家の男性と再婚をするも、わずか3カ月後に男性は、またしても病死し、女性は6億の遺産を相続していた。
不審に思った警察が捜査に乗り出し、状況証拠で女性を殺害容疑で逮捕し、起訴。病死ではないと踏む警察は同時に、朝顔たち興雲大学法医学教室に、亡くなった男性の死因の再鑑定を依頼したのだった。
法医学者は解剖をしていなかったとしても、他の法医学教室が実施した解剖を再鑑定することがある。再鑑定の結果を証言するため、裁判所に到着した朝顔のもとへ、担当検事の石田が訪れる。
過去にも希子が担当する事件の裁判で、朝顔は鑑定証人として出廷したことがあり、顔なじみの2人。石田は「いつも通りでお願いします」と朝顔に声を掛け、裁判は開廷。石田の尋問により、朝顔が再鑑定の結果を証言する中、裁判は意外な展開に…。
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