ボーイズダンスボーカルグループのCool-Xが、結成2周年を記念したワンマンライブをZEPP NAGOYAにて行った。
太陽が照りつける愛知県名古屋市で8月18日、名古屋大須発のボーイズダンスボーカルグループ・Cool-Xが「Cool-X 2周年記念ライブ in ZEPP NAGOYA」を開催した。
彼らは、地元愛知県でのライブやイベント活動を中心に、着実に地位を確立してきた。7月には初の全国流通シングル&アルバムを発売するなど、勢いが止まらないグループだ。
8月に結成2周年を迎えた彼ら。東海エリア最大級のライブハウスであるZEPP NAGOYAにてファンへの感謝を込めたワンマンライブを行った。
1曲目の「Kiss Me」や「The Theme Of Cool-X」といったダンスチューンをはじめ、「Your Side」やClefのカバー曲「結婚歌」といったバラードまで、彼らの表現力の広さを見せつけるパフォーマンスで観客を魅了した。
ライブが中盤に差し掛かった頃、河村たかし名古屋市長がサプライズで登場。
市長の登場は昨年の初のZEPP NAGOYAワンマンライブに続き、これで二度目。Cool-Xと馴染みの深い人物となった河村市長が「ぜひ名古屋を盛り上げてください」と激励の言葉を送った。
ボーカリストの馬場涼真が「僕らが地元名古屋にちなんだ曲を作るので、その時は名古屋のテーマソングにしてください!」と話すと、河村市長から「もちろん」の言葉が。Cool-Xが地元を代表するグループとして活躍する日も遠くはなさそうだ。
そして畳み掛けるかのように「OTOKO WAY」「Party! Party! Party!」「Feel So Good」を3曲連続で披露。夏らしいアッパーチューンに会場の熱もヒートアップ。
ボーカル萩凌介のクールで広い表現力の歌声にうっとりさせられているのもつかの間、パフォーマー濱中元嗣の観客を巻き込むダイナミックなダンスに驚かされる。そして同じくパフォーマー山内大輝の情熱的で繊細な表現に魅了された。正統派ボーイズダングループCool-Xの底力を見せてくれた。
アンコールでメジャーデビュー日と所属レーベルが発表されると、ファンからは悲鳴と「おめでとう!」の声が。
リーダーの前田純基は「メジャーデビューという夢をまた一つ叶えることができて嬉しい。これからどんどんCool-Xの輪を広げていきたいので、ついてきてください!」と喜びを噛み締めた。11月20日にキングレコードよりメジャーデビュー予定。
盛り上がるオーディエンスに応えるように、「Take Over」をアカペラのワンコーラスからスタートするサプライズ。この日にライブに来てくれたファンへ特別なバージョンを届けた。
会場が温かい雰囲気に包まれ、最後に「So Much So Much」でファンへの愛と感謝を伝えると、ライブは幕を閉じた。
ライブ当日に発売された、9月8日(日)に開催される彼らの主催ライブは即日ソールドアウト。快進撃は止まらない。
名古屋から全国そして世界へ進出するCool-Xの活躍が楽しみだ。
文・三井 遥
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