大黒摩季、小柳ゆき、福原美穂ら“日本のディーバ”がアレサ・フランクリンを熱唱!

2019/08/20 12:28 配信

音楽

アレサ・フランクリン追悼ライブを開催した鈴木瑛美子、福原美穂、大黒摩季、小柳ゆき(写真左から)


3番目に登場した大黒は、彼女が高校時代に初めて買ったアレサの名盤アルバム『Lady Soul』の1曲目に収録されている「Chain Of Fools」でブルージーに登場。

多くのヒット曲が生まれた1968年の人気曲である「Sweet Sweet Baby」やローリング・ストーンズをカバーした「Jumpin’Jack Flash」で一気に会場のボルテージを上げる。

さらには、自分がデビューする前、コーラスの師匠でもあった坪倉唯子と「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」を、夢がかなったと感無量で歌い上げた。

その後、大黒が「アレサを後世に伝えていく若い世代の代表」と推す鈴木をステージに招き入れる。8月28日(水)にCDデビューするという弱冠20歳の彼女は、素晴らしい歌唱力と情感で「Ain’t No Way」を熱唱する。

そして、ライブのタイトルにもなっているアレサの代表曲「Respect」を全員が勢ぞろいし歌い、最後は“自由”をうたった「Think」で締めくくる。

その圧倒的なボーカルのパワーに客席は総立ちとなり、最高潮の盛り上がりの中、終演した。

大黒が言うように、各アーティストそれぞれのヒット曲を封印し、純粋にアレサを愛してやまないアーティストが集い、彼女への“RESPECT”を込めて開催されたこのライブ。

ダンスミュージック全盛の現代音楽シーンの中で、そのルーツとも言えるソウル、R&Bに代表される黒人音楽の“カリスマ”アレサ・フランクリンを、出演者も観客も心からたたえるライブになった。