――監獄のシーンはかなりシリアスでしたが、現場の雰囲気はどうでしたか?
堀田:逆に和んでいたかも知れないです。みんなで意見を言い合いながら撮影が進んでいたので、チームワークが生まれて。私が一番年下だったので、皆さんから「どんと来て!」と言っていただけたので、ちょっと格闘するようなシーンも安心して演じられました。演じているというより、かなりリアルな気持ちでぶつかっていましたね。
板野:私がクランクインする前に監獄のシーンにお邪魔したんですけど、殺伐としていて緊張感が伝わってきました。窓がなくて、光が入らないっていうのは精神的に追い込まれるだろうなって。それを見たおかげで、マリのことが心配になるユマの気持ちがイメージできました。
堀田:カメラの後ろに板野さんがいて「頑張って!」という目で見てくださっていたのが心強かったです。
――冒頭はお二人の姉妹のシーンでしたね。
堀田:お姉ちゃんのシャドーボクシングをマットで受けるシーンがあったんですけど、本格的にボクシングの指導を受けたのが楽しかったです。
板野:ダンスをやっていたのでリズム感には自信がありましたけど、難しかったですね。普通は集中してパンチを出すものですけど、せりふを言いながらですからね。
――実在した実験をモデルにした作品ですが、こんな実験があったら参加してみたいですか?
板野:100万円もらえるならやってみたいと思うかも知れないですけど(笑)、実際にあの映像を見ちゃうと絶対に無理ですね。
堀田:7日間くらいなら…って興味はあるけど、映画の中で十分です(笑)。
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