――香菜はどんな女の子ですか?
ある意味ピュアで、どこにでもいるような明るくて前向きな女の子なんですけど、恋愛で彼氏がうそをついたというトラウマをきっかけに、うそをつく男が大嫌いになってしまうんです。そこから運命の人を見つけてみせると婚活パーティーに乗り込んでいき、そこでうそを次々と見抜いていく、直感型の勘の鋭いタイプの女の子です。
だけど、もちろん普通の女の子なので弱い部分だったり、本当にいろいろな表情があるんじゃないかなって思います。
――そんな香菜を演じるにあたり、永江二朗監督から言われたことはありますか?
普段の私に近い感じなので「そのままでいてくれたらいいよ」とは言っていただきました。ただ、お話の中で急に「ダウト!」とポーズを取って、探偵のようにまくしたてるシーンがあるのですが、そこは勘が鋭い格好良い部分と、おうちでダラダラとしているような普通の女の子を切り替えて演じ分けても面白いかもねっていう感じだったので、そこは意識して演じるようにしました。
――「ダウト!」ポーズにはこだわりが?
原作にもポーズがあるので取り入れたんですけど、このポーズは大事な見せ場なので、全部カメラの位置を意識して、どの角度がきれいに見えるか、どっちの手がいいか、体の角度や指の高さなどを随時話し合いながら、全ての「ダウト!」をきれいに見えるようにこだわりました。9回違うので、注目して見ていただければと思います。
――作品の中では結構ビンタをしていましたね(笑)。
そうですね、結構強めに(笑)。でも、思いっきりやらせていただいたんですけど、「いいところに当たるとあまり痛くない」みたいなことを…でも、どうなんだろう? (相手役が)気を使って「痛くない」と言ってくれたのかも。
でも、やるときは思いっきり! 一生分ビンタしましたね。これ以上することはないと思います(笑)。
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