――早乙女薫は、どんなキャラクターですか?
そつなくこなせるタイプって、実はそういうことにコンプレックスを感じがちなんじゃないかなぁと思う部分があって…。
それで言うと、僕もいろいろまんべんなくやれる方だと思うんですけど、1番にはなれなかったタイプだったので、そういうとこが薫とつながっているのかと思います。だから、すごく感情移入しやすい役柄だと思っています。
――脚本を読んだ感想をお聞かせください。
僕自身、新社会人の方が切磋琢磨しながら、お互い助け合うドラマって記憶に残っていて、脚本を読んだときに、熱い作品だと思ったので、年齢問わず、見てくださる皆さんの印象に残り、数年後にも語り継がれるようなドラマにできればいいなと思います。
永瀬君もドラマの主演に初挑戦で、もしかしたらプレッシャーとかもあるかもしれないのですが、真摯(しんし)に一生懸命取り組んでいる姿を見て、僕もすごく刺激を受けているし、そういう作品に参加できてよかったと思います。
男性のキャビンアテンダントって、僕自身あまりお会いしたことがなかったので、そこにフォーカスを当てているこの作品は、すごく面白いですし、分かりやすい1本の道筋がちゃんとあるドラマなので、ストレートに薫を演じられたらと思います。絶対いい作品になると思います。
――視聴者の皆さんへ、メッセージをお願いします。
僕はものすごく筋の通ったドラマだと思っているので、僕たちも熱意を持って、真っすぐ撮影に臨んでいますし、僕たちの演じる熱量がそのまま直球で皆さんに届いてくれたら、うれしいなと思います。
永瀬君演じる千空というキャラクターにきっと元気をもらえると思うし、彼のような人が突き動かしていくのに対し、自分もそれに引っ張られるように突き動かされていくような感じ。僕のキャラクターもやっぱりそうですし。
今回のドラマも彼が引っ張ってくれている、現場を永瀬君が引っ張っていってくれているのもそうで、そんなふうに現場で起こっている、僕らの中で起こっている、関係性や熱量が届いてほしいというか、届けるつもりなので、ぜひとも楽しみにしてほしいです。
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