「青春高校3年C組」佐久間宣行Pインタビュー(前編) 「10代の青春真っ只中の一期一会を目撃してほしい」

2019/08/24 05:00 配信

アイドル

毎週月~金曜、テレビ東京ほかにて放送中の「青春高校3年C組」(昼5:30-5:55)。今回、同番組の佐久間宣行プロデューサーにインタビューを敢行。先日決定した青春高校3年C組のメジャーデビューや、目前に迫った「KICK OFFライブ」などについて語ってもらった。

「青春高校3年C組」の佐久間宣行プロデューサーが“3Cポーズ”!


メジャーデビューは「まったくの想定外」!?


――8月16日の放送で、青春高校3年C組のメジャーデビューが決定しましたが、ここまでの番組の歩みを振り返っていかがですか?

僕が番組始めた当初は、どういう番組になるのか全くわかっていなかったですね。秋元康さんが「理想の教室を作ろう」って仰って(始まった番組で)、最初に合格したのがトーマス(大下美瑠)っていう渡辺えりさんみたいなルックスの女の子と、佐藤(諒)っていう126キロの体重の男の子なんで(笑)。

そこから番組がスタートしたので、僕のイメージとしては「あっぱれさんま大先生」(1988~2003年、フジテレビ系)とか、そういう番組になるのかなと思って始まった感じでした。まさか1年半後にユニバーサルミュージックさんから(生徒たちが)メジャーデビューしている番組を録っているとは思っていなかったので(笑)、当初の想定とは全然違いますね。

ただ、秋元さんが「部活を作ろう」と仰って、アイドル部が出来て、ほかにもいろんな部活に曲を下ろしていただいた時に、本当に曲が素晴らしくて。僕はこういう番組は始めてだったんですけど、その曲を知ってほしいという気持ちが僕の中でもすごく湧きました。

もうすでにたくさんの素晴らしい曲があるんですけど、今回メジャーデビューをきっかけに、ここからいろんな人に伝わっていくのかと思うと、とてもうれしいですね。

「番組が関係しなくても、生徒たちの人生がうまく行ってくれたら」


――3年C組メンバーの皆さんは、最近はテレビ東京の番組のみならず、他局のドラマやバラエティーなどでも活躍されていますが、現在の状況をどのように捉えていますか?

正直に言って、何か親のひいき目みたいになっちゃうと思うんですけど、今3期生まで40人ぐらいの生徒が集まって、(その中に)すごく才能があったり、かわいい子がいるな~と思っていて。

「青春高校―」は他の番組とか他のアイドルグループと違って、もともと芸能界を志望していなかったり、引きこもりだったり、自分の人生が上手く行っていなかったりする子が多いんですけど、でもその子たちが自信を持ったら、もっといろんなところで活躍できそうな才能がたくさんいると思っているんです。

なので、ぜひいろんな人に彼らを知っていただいて面白がってもらって、どんどん(番組の)外で使ってほしいなって思っていますね。「青春高校―」が関係なくても、彼らの人生が上手く行ってくれたらいいなと思っています。