一二三選手の練習拠点を訪れた村上。初対面の2人だが、村上はあえてぶしつけに“勝負パンツ”についての質問を投げかけ、互いのパンツの色を確認。それにより場が和み、一気に2人の距離が縮まったところで取材スタートとなった。
そして、一二三選手の得意技・袖釣り込み腰の話題に。始めたきっかけは、「この技、やってみたら入りやすいし、投げれるな」と、とても単純だったという。
それを聞いた村上は「持って生まれた腕の力の強さ、体幹の強さがあって…それを見た妹さんに影響を与えたのでは?」と質問。それには一二三選手も「そうかもしれないですね」と同調した。
別日に行われた詩選手への取材で、この事を確かめると、「きっとお兄ちゃんを見てマネしてみよう、だったと思いますが、小学校3年生から袖釣りを始めて、試合でかけてみたら簡単に決まって、この技はイケる!と思った」という答えに村上が、「うわっ、お兄ちゃんと同じ事言うてるわ!」と驚く場面も。
他の選手から技を研究されることもある中で、詩選手にその対策を尋ねると、「タイミングが自分の中にあって、それがあったら絶対100%投げれるっていう自信がある」と、研究されようが勝てる自信を持っているという答えに村上は「聞いたか?これが女王の強さの秘密」と感心しきり。
一二三選手にも研究される対策を尋ねてみると、「対策はあまり立ててなくて、自分自身の柔道をどれだけできるか(を考えている)」と明かす。
一二三選手、詩選手それぞれの取材を終えた村上は「言葉は違えど感覚的なものは(2人共)一緒でした。でもそこに言葉の芯の強さとか、難しい言葉を使う訳じゃないのにシンプルな言葉に入っている思いの強さがあって、これが僕は最高の共通項だと思いました」と語った。
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