今回は、新たに浪曲の玉川太福(曲師:玉川みね子)が参加。入江は「浪曲とゾンビは相当合うと思います。馬鹿馬鹿しさと破壊力は1番なのでは」と、大きな期待を寄せる。
2年目の参加となる岩崎は「昨年、他の出演者の方のネタを本番で拝見させていただいて、皆さん予想以上にゾンビの要素が入っていましたので、今年は僕も“ゾンビ”を大事にして、ゾンビフェスに向き合ってみようかなと思っています」と、意気込みを新たにしている様子。
“ゾンビ”という題材について「正直未知のゾーンです。ゾンビには生きてる人間がやると恥ずかしい要素があって、それはゾンビ自身に“パワーがある”ということでもあるんですけど、それをちゃんと面白くエンターテインメントにするには、料理人の腕が試される題材だと思います。へたに料理したら食中毒になってしまう」と分析する岩崎。
さらに「さまざまな作品で手掛けられて、どんどんポップになってる感じがするし、著作権フリーのようなところもある。1回死んだ者が生き返って動き回ってるということが、何か人を引きつけるんでしょうね。
怖過ぎないというか、“ちょうどいい恐怖感”の存在だと思います。幽霊は急に来たりするけど、ゾンビはオートロックが入れないから、安心感というか(笑)。あと、怨念みたいなものがなくて、カラッとしてるのがポップな所以かもしれませんね」と続ける。
また、入江も「僕も、幽霊とかだと、もしかしたらいるのかなと思うけど、ゾンビは『絶対いないもんな』と思って、安心して見てます。このフェスも、本当のゾンビファンは楽しめると思うし、でも全然怖くないです。
お題はゾンビですが、そこにこだわらなくても面白い人たちを集めたということをメインで見ていただければ、十分楽しめると思います」とアピールした。
入江にとって、ゾンビを題材に取り上げる魅力は「“ゾンビのいる世界”で、人間が生きることと死ぬことで生まれる、ドラマを面白いと思っているから」とのこと。
ゾンビそのもの以上に、そこで生まれる人間ドラマをいかに描くか、“ゾンビ”と“人間ドラマ”というアンビバレンツな存在の中で生まれる切なさが、入江のゾンビものの個性であり魅力となっている。
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