土屋と共に「スイス・アルプス登山」に挑戦するのは、潜在性二分脊椎症と戦う北海道・札幌市の須貝蒼太くん(11歳)と、母・有夏さん(37歳)。
富士山よりも高い4164mのスイスの名峰・ブライトホルンの登頂を目指す。登山初心者でも登れるコースがあり、頂上からは、アルプスの絶景が360°見渡せるという。
潜在性二分脊椎症とは、脊髄がうまく作られない先天疾患で、神経障害やさまざまな病気を併発する。
蒼太くんにはその影響で下半身の麻痺や足の変形などの症状が出ていた。それでも、少林寺拳法やバスケットボールなどさまざまなことに挑戦してきた蒼太くん。
中でも、以前家族4人で参加した車いす登山が一番好きで、頂上から見た景色が今でも忘れられないという。自分の足で歩けるうちにできることはすべてやってみたいとチャレンジを決めた。
スタート前、蒼太くんは「はい、万端です!」と力強くコメント。両国の国技館から浅田の掛け声によるカウントダウンで、募金に訪れた田中圭や波瑠らも見守る中、日本時間の24日夜7:16ごろにスタート。
土屋も蒼太くんの後ろで一緒に登り、その道のりをサポートしていく。
中継の際、田中が「太鳳ちゃーん、ゴチ仲間の田中圭でーす」と話し掛けたが、中継が切れるというハプニングも。田中はがっかりした様子だったが、国技館は笑いに包まれた。
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