小芝風花、デビュー当時に“先輩”武井咲へ直球質問「今考えると…よく聞けたな(笑)」<Interview>

2019/08/31 08:05 配信

ドラマ インタビュー

もし漫才コンビを組むなら…?


――武井さんとの共演で印象に残っていることは?

撮影の合間だったと思うんですけど、武井さんに「泣くお芝居ってどうやってやるんですか?」って聞いたことがありました。

――なかなかストレートな質問!

今考えると、よく聞けたなって思うんですけど(笑)。その時に武井さんから言われたのは「台本に“泣く”って書いてあったら泣かなきゃ、泣かなきゃって必死になっちゃうと思うけど、涙が流れなくても気持ちの方が大事だから」と。

だから「無理して泣こうと思わなくてもいいよ」って教えてくださったんです。

――それはすてきなアドバイスですね。

すごくうれしかったです。それで思い出したんですけど、この前「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」(テレビ朝日系)で、いもっちゃん(井本彩花)と共演した時に同じことを聞かれたんですよ!

――井本さんからお芝居について?

「泣くお芝居ってどうしたらいいんですか?」って。

――おぉっ~! それで、どんなアドバイスを?

私が武井さんに教えていただいた言葉をそのまま伝えました(笑)。

――職人の“技”の伝承みたいですね(笑)。

ちゃんと、私も武井さんに同じことを教えてもらったと伝えましたよ(笑)。でも、私に相談してくれたことがものすごくうれしくて。

今、いもっちゃんは15歳で、あの時の私と同じ年齢。すごくかわいく思えて、もっともっと頼りにされるよう頑張らなきゃって思いました。

――2019年もあと4カ月。やり残したことはありますか?

今年は、オタクやラッパー、漫才師などいろんな役に挑戦することができました。

これから撮影に入る作品も社会派というか、割とシリアスな感じなので女優としては充実した1年だったなと思います。個人的には勉強したいという欲がどんどん強くなってきて。今は歴史に興味があります。

本もたくさん読んで、これからもっともっと知識を増やしていきたいです!

取材・文=月山武桜

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