岡山天音、単独初主演映画に感無量「バスターズの皆さんは温かいなぁ」

2019/08/29 06:00 配信

映画

映画「王様になれ」完成披露試写会に出席した後東ようこ、岡田義徳、岡山天音、山中さわお、オクイシュージ監督(写真左から)※提供写真

ロックバンド・the pillowsの30周年アニバーサリーイヤープロジェクトの一つとして製作された映画「王様になれ」(9月13日[金]公開)の完成披露試写会が、8月27日に都内で行われ、主演の岡山天音をはじめ、後東ようこ岡田義徳山中さわお(the pillows)、オクイシュージ監督が登壇した。

本作は、the pillowsのボーカル・山中の原案を映画化。the pillowsはもちろん、GLAYやストレイテナーのメンバーなど豪華ミュージシャン陣が本人役で出演する。

自分を貫こうとするときにぶち当たる孤独、葛藤、その先に微かにみえる光を描き、誰もが自分の「王様になれ」というメッセージがつまった青春物語で、挿入歌&主題歌で流れるthe pillowsによる数々の名曲のみならず、劇伴も山中が担当し物語を鮮やかに彩る。

カメラマンを夢見る主人公・祐介役の岡山は、本作で単独映画初主演。しかも撮影初日がクライマックスのライブシーンというスケジュールだったという。

岡山は、「まさかのラストシーンを初日に撮影するというこれまで経験したことのないスケジュール」と思い出し笑いをしながら、「作りではなくて、本当のライブの後にお客さんに残っていただいたので、リアルな熱気の中で撮影できました」と感慨深げに語る。

撮影前には約2500人の観客が見つめるステージ上で挨拶したそうで、「そんな場所に立ったことないし、バスターズ(the pillowsファン)の皆さんに殴られないか、もしくは何か硬いものを投げつけられないか…と不安だった。でも皆さん歓声と拍手で迎え入れてくれて。バスターズの皆さんは温かいなぁと。貴重な経験をさせていただきました」と感謝を述べた。

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