岡山天音、単独初主演映画に感無量「バスターズの皆さんは温かいなぁ」

2019/08/29 06:00 配信

映画

映画「王様になれ」完成披露試写会に出席した後東ようこ、岡田義徳、岡山天音、山中さわお、オクイシュージ監督(写真左から)※提供写真

岡田「あれは怖かった!」


そして、祐介が思いを寄せるユカリ役の後東は、役作りについて聞かれると「the pillowsの曲を聴き、DVDを見て、毎日the pillowsの楽曲と過ごすことを意識しました。劇中のユカリ同様に宛先のない手紙を書きながらthe pillowsの曲を聴くと、体の中に楽曲が入ってくる感覚がありました。自分自身も知らぬ間に、さわおさんの作った曲に救われていました」と振り返った。

祐介が弟子入りを志願するカメラマン・虻川役の岡田は、山中が演技で怒鳴る芝居を間近に見て、「あれは怖かった!」とニヤリとすると、当の山中は「普段の僕はあんなに怒りません! 映画のフックにしたいと監督から指示されたので怒る演技をしただけ!」と大慌てで否定し、場内は爆笑。

続けてライブシーンについて岡田が「実際のカメラマンのように僕はステージとお客さんの間にいてウロウロしたり、撮影の始まる前にバスターズの方々と会話を交わして楽しかった」と演技上の工夫を回想すると、オクイ監督は「実際にカメラで撮影してもらった写真にもいいものが多かったね」と岡田カメラマンの腕の良さを賞嘆していた。

長編映画監督デビューとなるオクイ監督と山中は20年来の仲。オクイ監督は「3年ぶりくらいの再会の場でいきなり『監督をやって』と。バカじゃないの!?と思った。しかも俺が断ったら企画自体がなくなるとも言われて、逃げ道はなかった」と、オファーの状況を笑いを交えて紹介。

それに山中は「オクイ監督一択でした!」といたずらっぽく報告しつつ「オクイさんに丸投げする安心感があったからこそ、完成までこぎつけることができました」と全幅の信頼を寄せていた。

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