ソロアーティスト・伊藤美来 “2年目のアニサマ”に懸ける思い「“一歩、成長した伊藤美来”を見てもらえたら」

2019/08/29 12:00 配信

音楽 インタビュー

8月30日の「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」に出演する伊藤美来に独占インタビュー!


8月30日(金)~9月1日(日)の3日間にわたり、さいたまスーパーアリーナにて開催される「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」。

“アニサマ”の愛称で知られるこのイベントは、人気と実力を兼ね備えたアニメソングアーティストが、各レーベルの垣根を超えて一堂に会する一大ライブ。2005年の初開催以来、アニメソングファンの注目を集め、2018年の「Animelo Summer Live 2018 “OK!”」では、3日間の開催で8万人を超える動員を記録。今年は15回目の開催となる。

ザテレビジョンでは、8月30日の公演に出演する伊藤美来にインタビュー。ソロアーティストとして2度目の「アニサマ」出演となる彼女に、初めてアニサマのステージに立ったときの思い出、そして“2年目のアニサマ”に懸ける思いを語ってもらった。

「昨年の“アニサマ”は、ソロアーティストとしてのターニングポイントに」


――伊藤さんは“アニサマ”というイベントにどのような印象を持っていますか?

伊藤美来:“夏の大きな祭典”ですね。テレビニュースでも取り上げられるし、アニサマの番組も放送されるし、“アニメが好きな人たちのフェス”という言葉ではくくれないくらい、大きなものという印象です。

――そんなアニサマに、ソロアーティストとして2年連続で出演されるわけですが、今年の出演が決定したときのお気持ちはいかがでしたか?

伊藤:すごくうれしかったです。

昨年、ソロアーティストとして初めて出演させていただいて、すごく緊張したのですが、「また出演したい!」とも思っていましたし、ファンや皆さんに「また出演してほしい!」と言っていただけるようなパフォーマンスをしようと心掛けていたので、お声掛けいただいたときは本当に感激しました。

――今あらためて振り返ると、昨年のアニサマは伊藤さんにとって、どのようなイベントでしたか?

伊藤:アーティスト活動としてのターニングポイントと言いますか、大きな一つの分岐点になった出来事です。

アニサマという大きな舞台に立たせていただいたこともそうですが、山崎エリイさんとのコラボレーションだったり、アニサマのテーマソングを歌わせていただいたり、トロッコで会場中を回らせていただいたり、本当に多くのことを経験させていただきました。

もちろん、伊藤美来を初めて見るという方がほとんどだったと思っているので、「皆さんの記憶に残りたい」という思いで一生懸命パフォーマンスはしたのですが、去年は、アニサマを“謳歌(おうか)した”というのが実感ですね。

――昨年のパフォーマンスで一番意識したところは?

伊藤:ライブの一番のいいところは、歌っている姿を直接見ていただけるところだと思うんです。そういうライブの“生(なま)感”を大事にしたくて、表情だったり、動きだったり、「伝えたいのは歌だけじゃない」と思いを込めて、全身を使って表現することを一番意識しました。

またアニサマでは、会場の端から端まで走らなきゃいけなくて、走り方にもこだわりました。元々の打ち合わせで「しっかりと歌える歩調で」と決めていたのですが、本番で「Shocking Blue」を歌ったときは、歌のコンセプトや曲調を考えたら、会場を見渡すように動いたり、思いっきり走ったりする方が合っているんじゃないかと思えてきて、走っちゃったんですよ、ちょっと疲れちゃいましたけど(笑)。

「Animelo Summer Live 2018 “OK!”」では、2ndシングル曲「Shocking Blue」も披露。バックバンドを従え、激しく歌い上げた


――今回はぜひ、昨年よりもパワーアップしたパフォーマンスに期待しています。

伊藤:今年は、去年以上にもっと走ったり、逆に去年とは違ったパフォーマンスの見せ方ができればなと思っています。

「全力で!」というよりは、しっかりと自分の歌声を届けるというパフォーマンスにも挑戦したいですし、少しでも“一歩、成長した伊藤美来”を見てもらえたらいいなと思います。